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不用品回収と廃品回収は何が違う?注意点や選び方を解説

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不用品回収と廃品回収は何が違う?注意点や選び方を解説

「不用品回収と廃品回収は何が違うの?」や「不用品回収と廃品回収のどちらを利用すべきなの?」といった疑問を持ったことがある方は多いと思います。

不用品回収と廃品回収はよく似たサービスといえますが、実は明確な違いがあります。ふたつの違いに関する正しい知識を持っておくことで、いざ利用する際のコストを抑えることも可能です。

そこでこの記事では「不用品回収と廃品回収の違い」について、不用品回収のプロが初心者にもわかりやすく解説します。

 

不用品回収とは

不用品回収とは、業者がさまざまな不用品を回収して処分してくれるサービスです。例えば、家具や家電製品などの粗大ゴミ、衣類、紙類、さらにはペットボトルなども回収してくれます。

基本的に、家庭内にある不用品であればほとんどを回収してくれるため、対象範囲が広いことが特徴です。

一方、最低でも数万円のコストがかかることや、ぼったくりなどの悪徳業者も紛れていることはデメリットに思えるでしょう。

 

廃品回収とは

廃品回収とは、原則としてリサイクルを前提にした廃品を回収することです。具体的には、自治体や子ども会などの団体を通して、再利用可能な新聞や雑誌、ダンボール、缶、瓶などを回収します。

廃品回収は、回収できる物の対象範囲が限定的です。壊れた家具や家電製品といったものは対象外になるため、引越しや片付けで生じた物の処分で利用することは現実的ではないでしょう。

また、町を巡回している廃品回収車も選択肢になると考えてしまいがちですが、回収後に高額料金を請求されることもあるので注意が必要です。

廃品回収車に不用品を回収してもらうといいのでは?廃品回収車の実態を知りたい方はこちらを参考にしてください!

不用品回収が無料なのはなぜ?廃品回収車の実態

 

不用品回収と廃品回収の違い

不用品回収と廃品回収の違い

不用品回収と廃品回収の違いには以下のようなことが挙げられます。これらを理解しておくことで、サービスの使い分けや失敗を防ぐことが可能になるでしょう。

  • 回収するもの
  • 回収方法
  • 信頼度

上記について解説します。

 

回収するもの

不用品回収と廃品回収で最も大きな違いといえるのが「回収するもの」です。不用品回収は、生ゴミを除くあらゆる物品を回収してくれるのに対し、廃品回収は原則として資源ゴミのみを対象にしています。

不用品回収はほとんどすべてのものを回収してくれますが、廃品回収はごく一部のリサイクル可能なものだけを回収するため、回収できる物品の対象範囲が大きく異なります。

 

回収方法

「回収方法」も不用品回収と廃品回収の大きな違いです。不用品回収は、不用品回収業者のスタッフが回収してくれる一方、廃品回収は指定の回収場所まで自分で運ぶ必要があります。

不用品回収は業者がやってくれるため労力が少なく済みますが、廃品回収はセルフサービスのため、時間と労力が必要になるでしょう。

 

信頼度

不用品回収と廃品回収の違いには「信頼度」もあります。不用品回収の場合、一般廃棄物収集運搬業務の許可番号を有する企業であれば十分な信頼度があるといえますが、廃品回収を行っている廃品回収車は無許可営業の可能性が否定できません。

不用品回収業者の多くは明確な料金体系を持っているのに対し、廃品回収車や個人による収集は料金設定が不透明なため、信頼度が大きく異なります。

 

業者を利用する時の注意点

不用品や廃品を処分する際に業者を利用する場合は、以下のことに注意しましょう。

  • ぼったくり被害
  • 不法投棄
  • 廃品回収車
  • 広告やチラシの業者

それぞれ解説します。

 

ぼったくり被害

不用品や廃品を処分する際に最も注意すべきことが「ぼったくり被害」です。例えば、不用品回収業者や廃品回収業者を利用した際に、作業が終わってから事前の説明と違う金額を提示されてしまうケースが典型です。

とりわけ、町を巡回している廃品回収車は、回収作業は無料とし、積み込み料や処分料、さらには契約反故(キャンセル)などを言い訳にして、高額な料金を請求してきます。

 

不法投棄

「不法投棄」も業者を利用する際に注意しなければいけません。無許可営業の業者が、最終処分にかかる費用を浮かせるために、回収した不用品や廃品を不法投棄する事例が相次いでいます。

仮に、不法投棄された物から持ち主が特定されると、持ち主は回収費用を負担させられるだけでなく、懲役刑や罰金刑を受ける可能性があるため、信頼できる業者を選ばなければいけません。

 

廃品回収車

不用品や廃品の処分で業者を利用する場合「廃品回収車」を使わないことが大切です。なぜなら、廃品回収車は無許可営業や違法行為の可能性が否定できないためです。

廃品回収車は「なんでも無料で回収する」ことを放送しながら走っていますが、いかなる不用品や廃品も無料で処分できることはないと考えましょう。

 

広告やチラシの業者

「広告やチラシの業者」も注意すべき点です。不用品や廃品回収のチラシを使った営業行為は、悪徳業者の常套手段とされています。

無料や格安での回収をうたっているものがほとんどですが、ぼったくりが前提です。信頼できる優良な業者は、広告やチラシを使った営業行為は行なっていないと考えましょう。

 

信頼できる業者の選び方

不用品や廃品を回収してもらう際の業者の選び方は以下を参考にしてください。

  • 許可番号の有無を確認する
  • 複数の業者に見積もってもらう
  • 口コミ評判を調べる

上記について解説します。

 

許可番号の有無を確認する

業者を選ぶ際は「許可番号の有無を確認する」ことが大切です。許可番号とは、一般廃棄物収集運搬業務や産業廃棄物収集運搬業の許可番号を指しています。

これらの許可番号は、自治体から発行されるもので、取得するにはさまざまな条件を満たす必要があるため、信頼できる業者を知るうえで役立ちます。

 

複数の業者に見積もってもらう

「複数の業者に見積もってもらう」ことも業者選びで大切なポイントです。複数の業者から同じ条件で見積もってもらうことで、最低料金と適正価格を把握できます。

これにより、コストを抑えられるだけでなく、業者の信頼度を知る、さらにはぼったくりなどの被害を防ぐことが可能です。

 

口コミ評判を調べる

業者を選ぶ際は対象の業者に関する「口コミ評判を調べる」ようにしましょう。具体的には、業者のウェブサイト、検索サイト、そしてSNSなどを参考にするのがおすすめです。

実際に利用した人たちの体験談を参考にすることで、信頼できる業者かどうかを知ることが可能です。

 

不用品回収か廃品回収で迷った時は?

不用品回収か廃品回収かで迷った時は、処分したい物品の種類や量で判断することをおすすめします。

例えば、粗大ゴミを含んでいる場合や、処分したい物の量が多い時は、不用品回収業者の方が適していますが、リサイクル品や少量であれば廃品回収を利用するのがよいでしょう。

もし、自分では片付けられないと感じる場合や、引越しなどを機会にしてスッキリ片付けたい時は、一度不用品回収業者に相談することをおすすめします。

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まとめ

不用品回収と廃品回収は、回収する物や回収方法、さらには業者の信頼度が違います。不用品や廃品の回収を巡っては、ぼったくりなどの金銭的な被害も想定されるため、しっかり信頼できる業者を選ぶことが大切です。

不用品回収と廃品回収の違いや注意点を理解したうえで、上手に片付けを進めましょう。

 

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