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終活の片付け業者の選び方は?安くするコツをプロが解説

遺品整理
終活片付け業者の選び方

「そろそろ終活に着手したいけれど業者の選び方がわからない」や「終活は業者に依頼した方がいいの?」などと考えている方は多いと思います。

生前整理や終活は、自分や家族で取り組むことも可能ですが、時間や労力がかかるため、特に多忙な方にとっては簡単なものではありません。

規模の違いはあれど、終活は業者に依頼した方が賢明です。そこでこの記事では「終活の片付け業者の選び方」に関して、これから終活の片付けを始めようとしている方に向けて、プロがわかりやすくポイントを解説します。

 

終活の片付け業者の選び方

終活の片付け業者の選び方は、以下のポイントを参考にしてください。これらを理解しておくことで、悪徳業者や高額請求などのトラブルを回避し、安く済ませることも可能になります。

  • 許可番号を有している地元の業者を対象にする
  • 無料見積もりに対応している業者を対象にする
  • 作業実績を参考にする
  • 相見積もりをとる

上記について解説します。

 

許可番号を有している地元の業者を対象にする

終活の片付け業者の選び方で最も基本となるのが「許可番号を有している地元の業者を対象にする」ことです。

許可番号とは、各自治体から一般廃棄物収集運搬業や産業廃棄物収集運搬業の許可を得ているか否かを示す番号のことで、実質的なライセンスと考えてよいでしょう。

対象となる業者が許可番号を有しているかどうかで、一定の信頼度を判断できます。業者の公式ウェブサイト、担当者の名刺、そして車両などで確認したうえで、自治体のウェブサイトで有効性を調べてください。

出典:岡山市、一般廃棄物処理業許可業者

 

無料見積もりに対応している業者を対象にする

次に「無料見積もりに対応している業者を対象にする」ようにしましょう。終活の片付けは、個々によって規模が違うため、業者は必ず現場で見積もりを実施します。

ほとんどの業者は、無料で見積もってくれますが、なかには見積もり後に交通費などを請求してくるトラブルも起こり得ます。

業者を選ぶ際は、公式ウェブサイト等で、無料見積もりに対応しているかをしっかり確認しましょう。

 

作業実績を参考にする

終活の片付け業者を選ぶ際は「作業実績を参考にする」こともポイントです。具体的には、不用品回収や遺品整理、さらにはゴミ屋敷清掃といった作業実績が豊富かどうかを確認しましょう。

業者の公式ウェブサイトやSNSなどの作業事例集を参考にするのがおすすめです。実績が豊富な業者ほど、作業が効率的で、なおかつ家族や近隣住民への配慮もしっかり対応してくれるでしょう。

 

相見積もりをとる

最後に「相見積もりをとる」ようにしてください。相見積もりとは、複数の業者から同じ条件で見積もってもらうことを指しており、相見積もりによって最低料金や適正価格が把握できます。

最低でも3社、多くて10社程度から見積もってもらうのがおすすめです。終活の片付け業者を選ぶ際は、相見積もりは不可欠であることを覚えておきましょう。

なお、一括見積サイトや一括比較サイトなどは、サイトと契約している業者だけが対象になるため、インターネット上での相見積もりはおすすめしません。

 

終活の片付け業者にかかる費用を抑えるコツ

終活の片付け業者

終活の片付け業者にかかる費用を抑えるためのコツは以下の通りです。これらを実践することで、費用が安くなる可能性が高まります。

  • なるべく家族や自分で片付ける
  • 買取サービスを活用する
  • 相見積もりをとる
  • 繁忙期を避ける
  • 地元の業者を利用する

それぞれ解説します。

 

なるべく家族や自分で片付ける

終活の片付け業者にかかる費用を抑えるには「なるべく家族や自分で片付ける」のがコツです。

例えば、かさばりやすいプラスチックゴミやペットボトル、衣類、紙類などの家庭ごみをはじめ、捨てやすい粗大ゴミなどは、自分たちで片付ければ、その分の料金を抑えることが可能です。

 

買取サービスを活用する

「買取サービスを活用する」こともコツです。買取サービスとは、ブランド品や貴金属製品、そしてコレクション品などを片付け業者に現場で買い取ってもらうことです。

買い取ってもらえた分は、料金から相殺されるため、結果的に安くなります。買取サービスにも対応している業者を選ぶようにしましょう。

 

相見積もりをとる

終活の片付け業者にかかる費用を抑えるには「相見積もりをとる」ことがコツです。複数の業者から見積もってもらうことで、最安値の業者が見つかりやすくなります。

相見積もりの際は、午前中に3社、午後に4社といったように、1日内にまとめてしまうのが効率的です。

 

繁忙期を避ける

費用を抑えるには「繁忙期を避ける」こともコツです。引越しシーズンの2月~4月、年末年始の大掃除がある11月~12月、そして大型連休前は、繁忙期のため料金が割増になることがあります。

終活の片付けは、繁忙期を避けることで、通常よりも高いコストの負担を避けられるようになります。

 

地元の業者を利用する

終活の片付け業者にかかる費用を抑えるには「地元の業者を利用する」のがコツです。なぜなら、地元の業者であれば、交通費や出張費が抑えやすくなるためです。

また、現場が近いと、業者側も対応しやすくなるため、通常よりも割安にしてもらえる可能性があります。

 

生前整理と終活の違い

生前整理と終活は、目的と着手する時期が大きな違いです。生前整理は、家族や相続人の負担を減らすことが目的で、体力や気力に余裕がある60歳以降に着手することが一般的とされています。

対照的に、終活は人生の終わりに備えるための活動全般で、70歳や80歳頃から始めることが多いようです。

生前整理と終活は明確な違いを持って使い分けられることは珍しく、基本的にはいずれも、人生終盤における身辺の片付けと解釈されています。

 

終活の片付け業者を巡るトラブル事例

終活の片付け業者を選ぶ際は慎重になる必要があります。なぜなら、業者のなかには悪徳業者も含まれており、何らかのトラブルに遭遇するかもしれないためです。

終活の片付け業者を巡るトラブル事例を把握し、トラブル回避につなげましょう。

  • 高額請求やぼったくり
  • 不当な追加料金
  • 打ち合わせにない作業

上記について解説します。

 

高額請求やぼったくり

「高額請求やぼったくり」は最も頻繫しやすいトラブルです。具体的には、見積もり時に聞いていた金額とかけ離れた金額を請求されたり、当日の追加ゴミや追加作業が法外な値段設定だったりすることがあります。

高額請求やぼったくりを回避するためには、見積もりの時点で書面を残してもらい、いかなる事態でも追加料金は発生しないことを明記してもらうことが有効です。

 

不当な追加料金

次によくあるトラブルが「不当な追加料金」です。作業当日に出たゴミや、追加の作業にかかる費用が高額なパターンや、見積もり時の金額にゴミ処理代を含まず、当日にゴミ処分代を請求するケースなど、さまざまな手法があります。

見積もり時に、作業当日や作業後に追加料金が発生しないことを書面に残してもらうことで対処しましょう。

 

打ち合わせにない作業

「打ち合わせにない作業」もよくあるトラブルです。勝手に片付けられてしまって、大切な物が無くなってしまったり、打ち合わせにないことをして、追加料金を請求したりするケースが典型的です。

作業当日に打ち合わせを入念にすること、なるべく監視役として現場に立ち会うことで対処しましょう。

コウノ産業の遺品整理・生前整理サービス

 

まとめ

終活の片付け業者の選び方は、許可番号の有無や実績、そして無料の相見積もりを確認することが大切です。

また、よくあるトラブル事例を把握したうえで、時間をかけて信頼できる業者を選びましょう。

 

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