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遺品整理業者とのトラブル事例と対策まとめ!業者の選び方も紹介

遺品整理
遺品整理業者とのトラブル事例と対策まとめ

「遺品整理業者はトラブルになりやすい」などと聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

遺品整理業者は、故人の遺品を片付けてくれる便利な存在である一方、少なからず悪徳業者も含まれており、依頼者との間でさまざまなトラブルが起こりやすいといわれています。

この記事では、遺品整理のプロが初心者に向けて「遺品整理業者のトラブル」について、事例や対策をわかりやすく解説します。

 

遺品整理業者との間で起こりやすいトラブル事例

遺品整理業者と依頼者の間では、以下のようなトラブルが起こりやすいでしょう。これらの事例をあらかじめ理解しておくことで、トラブルを回避したり、対策が取りやすくなったりします。

  • 不同意の契約締結
  • 契約外の作業
  • 高額請求
  • 追加請求
  • 不当な買取
  • 盗難
  • 不法投棄
  • 作業が雑

上記について解説します。

 

不同意の契約締結

遺品整理業者のトラブル事例でよくあるのが「不同意の契約締結」です。例えば、見積もりの際に現場を訪れた業者が、契約するまで帰らない、または契約を促す脅迫めいた行為をとることが想定されます。

業者の威圧に根負けしてしまい、不同意ながら契約せざるを得ないこともあるでしょう。特に、依頼者が高齢の場合や単身女性、さらには密室で起こりやすいといわれています。

 

契約外の作業

「契約外の作業」は、遺品整理業者のトラブル事例でよくあるパターンです。具体的には、勝手に事前の打ち合わせと違う作業をし、その分を請求されたり、元に戻す際の手数料が発生したりすることがあります。

なかには、悪意なく契約外の作業をしてしまうこともあるかもしれませんが、大切な物や資産価値がある物まで廃棄してしまう恐れがあるため、注意すべきポイントです。

 

高額請求

遺品整理業者のトラブル事例で典型といえるのが「高額請求」でしょう。例えば、業者が回収するゴミや不用品の量を大雑把に計算する、必要以上のスタッフや車両を手配する、さらには違約金やキャンセル料が法外な価格設定など、あらゆるパターンがあります。

いわゆる「業者の言い値」で契約した場合や、十分な比較検討を行わず1社の見積もりだけで契約するとトラブルになりやすいでしょう。

 

追加請求

「追加請求」は遺品整理業者のトラブルでよくある事例のひとつです。具体的には、作業当日に予想以上の物量だったため処分できないと言って追加料金を請求するパターンがあります。

このほかにも、見積もりは作業代だけでゴミ処分代は含まれていない、予想以上に時間がかかった、さらには作業当日のちょっとした依頼に対する請求など、さまざまなパターンがあります。

 

不当な買取

遺品整理業者のトラブル事例には「不当な買取」もあります。例えば、本来であれば高額買取してもらえるはずの美術品や骨董品などを、価値がないと説明されて安く買い取られるケースが定番です。

故人のコレクション品、楽器、趣味の物などが利用されやすいでしょう。片付け作業の忙しさに紛れるようにして話をつけるケースがほとんどです。

 

盗難

「盗難」は遺品整理業者のトラブルでよくあることです。具体的には、片付けの最中にスタッフが、現金や貴金属などを盗むことで、バレにくい状況を利用します。

片付けているときは、依頼者が盗難に気が付きにくい状況が多いこと、さらに依頼者でさえ故人の持ち物をすべて把握できているわけではないため、表面化しにくいトラブルといえます。

 

不法投棄

遺品整理業者のトラブル事例には「不法投棄」も含まれます。回収してもらったゴミや不用品を適切に処分せず、どこかに不法投棄されてしまうパターンです。

不法投棄された物の持ち主が特定された場合、回収にかかる費用は依頼者が負担させられるため、金銭的な損害が大きくなります。

 

作業が雑

「作業が雑」は、遺品整理業者が起こしやすいトラブルです。例えば、片付けの際に、家や車、マンションの共有部を破損させてしまうケースが典型的でしょう。

ほかにも、依頼者の気持ちを配慮せず、なんでも捨ててしまうケースもあります。作業を終わらせることだけを目的にしている業者は、家族の思いを踏みにじるかもしれません。

 

遺品整理業者とのトラブルを避けるためにやるべきこと

遺品整理業者とのトラブルを避けるためにやるべきこと

遺品整理業者とのトラブルを避けるための対策は、以下を参考にしてください。

  • 相見積もりをとる
  • 見積書や契約書をもらう
  • なるべく自分で片付ける
  • 許可番号の有効性を確認する

上記について解説します。

 

相見積もりをとる

遺品整理業者とのトラブル対策として「相見積もりをとる」ことが大切です。最低でも3〜5社に同じ条件で現場で見積もってもらい、適正価格と最低料金を確認することで、高額請求や追加請求の対策になります。

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見積書や契約書をもらう

「見積書や契約書をもらう」ことは遺品整理業者とのトラブル対策で重要なポイントです。見積書の内容はもとより、有効性、さらには社名などもしっかり確認し、いかなる場合でも書類がない限り契約しないことで、不同意の契約締結や契約外の作業の対策になります。

 

なるべく自分で片付ける

遺品整理業者とのトラブル対策として「なるべく自分で片付ける」ことが有効です。特に、現金、貴重品、さらには資産価値が見込めるものなどは、業者による片付けの前に家族で回収しておけば、盗難や不当な買取の対策になります。

 

許可番号の有効性を確認する

「許可番号の有効性を確認する」こともトラブル対策です。具体的には、業者が一般廃棄物収集運搬業務許可などの有効な番号を有しているかで、自治体の公式ウェブサイトで有効性を確認すれば、不法投棄や雑な作業の対策になります。

 

トラブルになりやすい遺品整理業者の特徴

遺品整理業者とのトラブルを避けるための対策として、トラブルを起こしやすい業者の特徴を知っておくことをおすすめします。

  • 見積もり金額が安い
  • 書類を残さない
  • 契約を急がせる
  • 電話やDM、訪問による営業行為

それぞれ解説します。

 

見積もり金額が安い

「見積もり金額が安い」業者はトラブルに発展しやすいと考えましょう。遺品整理や不用品の片付けには、少なからず適正料金が存在しますが、極端に安い業者は契約後にさまざまな理由をつけて追加料金を請求する可能性があることを忘れてはいけません。

 

書類を残さない

「書類を残さない」業者は要注意です。特に、悪徳業者は有効な見積書と契約書を残すことを嫌うため、書類を残さない業者はその時点で除外すべきかもしれません。

 

契約を急がせる

「契約を急がせる」業者はトラブルを起こしやすいでしょう。いかなる事情であっても、契約を急がせる時点で、依頼者の気持ちに寄り添っているとはいえません。

 

電話やDM、訪問による営業行為

「電話やDM、訪問による営業行為」を行う業者は要注意です。通常、信頼できる遺品整理業者や不用品回収業者が個人を相手にした営業行為を行うことはなく、悪徳業者や無許可営業の業者ほど個人を対象にした営業行為に注力していることを知っておきましょう。

参考:一般廃棄物処理業許可業者、岡山市

 

まとめ

遺品整理業者のトラブル事例のほとんどは、高額請求や契約外の作業、そして盗難です。この記事で紹介したトラブル事例と対策をしっかり理解しておけば、トラブルは十分に回避できるでしょう。

信頼できる業者を見つけるにはしっかり時間をかけて選ぶことが大切です。くれぐれも1社だけの見積もりで決めることや、電話や訪問営業の業者を選ぶようなことは控えてください。

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