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遺品整理は遠方に住んでいてもできるの?やり方やコツを紹介

遺品整理
遠方に住んでいる方が遺品整理する方法

家族と離れて暮らしている方のなかには「遺品整理は遠方に住んでいる場合でもできるの?」や「遠方に住んでいる場合の遺品整理はどうやるの?」といった不安や悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

遺品整理は膨大な作業量になるほか、どのようにゴミや不用品を処分するのか、さらにはどれくらいの費用や時間がかかるのかなど、さまざまな問題が生じやすいとされていますが、家族と離れて暮らしている方にとっては負担が大きくなりがちです。

この記事では「遺品整理は遠方でもできるのか」など、遺品整理のプロが初心者にもわかりやすく解説します。
 

遠方に住んでいる方が遺品整理する方法

遠方に住んでいる方が遺品整理する場合、以下の方法があります。

  • 家族で片付ける
  • 遺品整理業者に依頼する

上記について解説します。
 

家族で片付ける

最もシンプルな方法といえるのが「家族で片付ける」です。例えば、親が亡くなった後に、子どもが片付けるケースが一般的といえるでしょう。

家族で片付ける場合は、業者を選ぶ手間が必要ないことや、遺品などを他者に見られる心配もない、そしてコストを抑えやすいことがメリットですが、片付けに時間がかかるほど、心身と経済的な負担が大きくなりやすい点はデメリットになるでしょう。

 

遺品整理業者に依頼する

遠方に住んでいる方の遺品整理は「遺品整理業者に依頼する」が定番です。遺品整理業者とは、故人が生前まで使用していた生活用品などの不用品やゴミをまとめて回収して処分してくれるほか、貴重品や思い出の品を仕分けて保管する作業を代行してくれる業者です。

大切なものの仕分けと、片付け、ゴミの処分などをまとめて対応してくれるため、遠方に住んでいても1日あれば片付く勝手のよさがメリットですが、コストがかかることや、信頼できる業者選びに苦労することはデメリットに思えるでしょう。

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遠方に住んでいる場合の遺品整理の流れ

遠方に住んでいる場合の遺品整理は、以下のような流れをたどるのが一般的です。

  • 可能な限り家族で片付ける
  • 遺品整理業者の相見積もり
  • 業者選定
  • 作業
  • 支払い

それぞれ解説します。

 

可能な限り家族で片付ける

遠方に住んでいる場合の遺品整理は「可能な限り家族で片付ける」ことから始まります。具体的には、現金や通帳、貴金属などの貴重品を家族が回収すること、家庭ゴミとして捨てられるものは前もって捨てておくことなどが該当します。

前もって家族が片付けておくことで、料金を安く抑えやすいほか、貴重品の盗難トラブルを回避しやすくなります。
 

遺品整理業者の相見積もり

次に「遺品整理業者の相見積もり」です。遺品整理業者を選ぶ際は、最低でも3〜5社から同じ条件で見積もってもらうことをおすすめします。

複数の業者から相見積もりをとることで、片付けにかかる最低料金と適正価格を把握しやすくなるため、手間がかかったとしても相見積もりはしっかり対応してください。
 

業者選定

相見積もりの結果をもとにして「業者選定」しましょう。料金の安さだけで決めるのではなく、スタッフの対応、サービス内容、さらには作業実績なども考慮することが大切です。

このほかにも、有効な一般廃棄物収集運搬業務や古物商などの許可番号を有しているかや、民間資格ながら遺品整理士の有資格者が在籍しているかも考慮するとよいでしょう。

作業

業者と打ち合わせた日程で「作業」を実施します。遠方に住んでいる場合は特に、立ち会うのが難しいかもしれませんが、なるべく作業には立ち会いましょう。

作業中に生じた確認事項などに対処しやすくなるほか、現場を監督することでトラブル回避にもつながります。
 

支払い

作業を終えた後に「支払い」です。信頼できる業者であれば、見積もり時の金額から承諾なく金額が上がることはありません。

遠方からの遺品整理では、決済方法が充実している業者ほど、なにかと都合がよいでしょう。
 

遺品整理を遠方からでも成功させるコツ

遺品整理を遠方からでも成功させるコツ

遺品整理を遠方からでも成功させるためには、以下のコツを参考にしてください。

  • サービス内容をよく確認する
  • しっかり打ち合わせる
  • 可能な限り作業に立ち会う

それぞれ解説します。
 

サービス内容をよく確認する

「サービス内容をよく確認する」ことも遠方からの遺品整理を成功させるコツです。例えば、処分しにくい仏壇や神棚、写真などについて、お焚き上げ供養に応じてくれるのかや、作業後のハウスクリーニングは料金に含まれるのかなどをよく確認しましょう。

また、作業に立ち会えない場合、鍵の受け渡し方法、事後の確認作業をどのようにして行うのかや、保管した遺品を配送してくれるのかなどもしっかり確認してください。
 

しっかり打ち合わせる

遠方から遺品整理を成功させるには「しっかり打ち合わせる」ことがコツです。具体的には、スケジュールや料金のほか、捨ててはいけないものを共有することや、探してほしいものをリスト化する、さらには家族の思いなども伝えることが大切になります。

特に、相見積もりや作業当日に立ち会えない場合は、入念に打ち合わせ、内容を書面で共有することも検討してください。
 

可能な限り作業に立ち会う

遠方からの遺品整理では「可能な限り作業に立ち会う」こともコツです。作業当日に立ち会うことで、作業が円滑に進みやすくなるほか、盗難や破損といったトラブル回避にもつながります。

特に、故人の貴重品や思い出の品を片付ける必要がある場合は、遠方であっても立ち会うのが望ましいでしょう。

親が亡くなった時の家の片付けでお困りの方は以下の記事を参考にしてください!

関連記事:亡くなった親の家の片付けはどうやるの?手順や費用を抑える方法を解説
 

遠方に住んでいる場合の遺品整理業者の選び方

遠方に住んでいる場合における遺品整理業者の選び方は、以下を参考にしてください。

  • 地元の業者を選ぶ
  • 遺品整理の実績や事例を調べる
  • 相見積もりをとる

上記について解説します。
 

地元の業者を選ぶ

遠方からの遺品整理では「地元の業者を選ぶ」ようにしましょう。具体的には、片付ける家があるエリアを主な管轄にしている業者が対象になります。

地元の業者であれば迅速に対応してくれやすいほか、スケジュールに柔軟性が生まれやすい、そして信頼できる業者かどうかを調べやすい利点があります。
 

遺品整理の実績や事例を調べる

業者選びの際には「遺品整理の実績や事例を調べる」ことも大切です。遺品整理は実績が多い業者ほどノウハウをもっており、作業がスムーズに進みやすいほか、家族の気持ちに寄り添った対応をしてくれやすいといわれています。

遺品整理の実績が豊富な業者ほど信頼しやすいと判断できるでしょう。業者の公式ウェブサイトやSNS、ネットの口コミ情報を中心に調べてみてください。
 

相見積もりをとる

遠方からの遺品整理では「相見積もりをとる」ことが重要です。最低でも3社、多くて10社くらいから同じ条件で、なおかつ現場で見積もってもらい、最低料金と適正価格、そしてサービス内容の違いを把握するようにしてください。

遠方にお住まいの場合、見積もりのために現場まで足を運ぶことは大変かもしれませんが、遺品整理で失敗しないためには不可欠な要素と考え、相見積もりにはしっかり時間をかけることをおすすめします。
 

まとめ

遺品整理は遠方に住んでいてもできます。昨今では、依頼者の立ち会いなしに作業してくれる業者も増えていますが、失敗やトラブルを回避するためには、なるべく見積もり時と作業日の2回は立ち会うようにしましょう。

遠方からの遺品整理を計画する際は、前もってしっかり計画をたて、スケジュールに余裕をもって対応することをおすすめします。

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