みなさんは、遺品整理の際に故人の衣類や洋服をどうやって処分するかについて考えたことはありますか?
遺品整理の際に必ずと言っていいほど処分しなければならないのが衣類です。大量の衣類を処分するには時間や労力もかかるため、遺品整理の際に頭を悩ませやすいといわれています。
そこでこの記事では「遺品整理の衣類」について、処分のタイミングや処分方法、さらには失敗しないコツを遺品整理のプロがわかりやすく解説します。
目次
遺品整理の際、故人の衣類や洋服を処分するタイミングは、四十九日法要を終えてからを目安にするとよいでしょう。
そもそも遺品整理に着手するタイミングに関しては、明確な決まりはありません。一般的に、故人の家族や親族の気持ちが一段落する頃とされる四十九日法要がひとつの区切りになりやすいため、四十九日法要が目安にされています。
一方、故人が老人ホームや賃貸住宅に住んでいた場合は、契約内容や退去期限などを遵守し、四十九日法要を待たずとも片付けなければならないことも忘れないでください。
遺品整理の際に衣類や洋服を処分する方法として、以下が挙げられます。
上記について解説します。
遺品整理で衣類を処分する方法で基本となるのが「一般ゴミとして廃棄」です。具体的には、お住まいのエリアのゴミ回収ルールに沿って、一般ゴミとして処分することを指しています。
コストや手間を抑えた方法である一方、1回で処分できる量に制限があったり、すべての自治体が回収してくれるとは限らなかったりすることに注意が必要です。
「リサイクルショップなどで売却」も処分法のひとつです。例えば、町のリサイクルショップや古着屋などに持ち込んで、買い取ってもらうことで処分できます。
ただし、持ち込んだ衣類すべてを買い取ってもらえるとは限りません。衣類のダメージや、価値、デザインなどによっては、売却できない可能性もあります。
遺品整理で衣類を処分するには「インターネットの不用品売買サイト」もあります。具体的には、インターネットオークションサイト、不用品売買サイト、不用品譲渡サイトなどを利用して処分する方法です。
高値で売却できる可能性を含む一方で、時間と手間がかかることは否めません。大量の衣類を処分するには不向きな方法と考えた方がよいでしょう。
「寄付」も処分法のひとつです。具体的には、海外支援などを行っている特定非営利活動法人やNPO法人に、送ったり持ち込んだりして寄付することになります。
寄付する際の送料は送り主が負担する必要があるため、衣類が大量だと送料の負担が大きくなることに注意しましょう。
遺品整理で衣類を処分するには「供養」も選択肢になるでしょう。近隣のお寺や神社に持ち込み、お焚き上げしてもらうことで処分できます。
一方、お焚き上げで供養してもらう際は、お布施を包むことがマナーとされています。また、お布施は明確な金額が決まっているわけではないことにも注意しましょう。
「遺品整理業者による買取サービス」も利用できます。具体的には、個人の遺品を片付けてくれる業者によるサービスのひとつで、買い取ってもらえなくても回収してもらえるため、確実に処分可能です。
遺品整理の際に、業者を利用する計画なら、衣類や洋服もまとめて買い取ってもらうか、回収してもらうとよいでしょう。
遺品整理の際に、衣類や洋服の処分で失敗しないためのコツを紹介します。
それぞれ解説します。
遺品整理で衣類を処分する際は「遺言書やエンディングノートを確認する」がコツです。遺言書やエンディングノートには、故人の意思が書かれている可能性があるため、衣類や洋服についての記載がないかを必ず確認しましょう。
エンディングノートは法的な拘束力はないものの、正しく書かれた遺言書は法的な効力を伴うため、トラブル回避の意味でもしっかり確認してください。
「家族や親戚と話し合う」ことも失敗しないコツです。具体的には、衣類や洋服をどのようにして処分するかや、形見分け、さらには寄付先の選定などを話し合うとよいでしょう。
後々に家族や親戚と揉める可能性も否定できないため、家族や親戚の同意を得てから処分に着手するようにしましょう。
遺品整理の衣類処分で失敗しないためには「処分する前に衣類のポケット内を確認する」こともコツです。
現金、貴金属類、印鑑、書類などが紛れている可能性も否定できません。特に、故人が生前によく着用していた衣類はしっかり確認するようにしましょう。
遺品整理の際に衣類や洋服の処分で困ったら遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。遺品整理業者は、個人が生前まで使用していた家具や家電製品、さらには衣類などをまとめて回収し、処分までを一貫して行なってくれます。
個人の物が大量にあって片付けられない方や、遠方に住んでいて片付ける時間がない方、さらには片付け方がわからない場合は、遺品整理業者に片付けを依頼するのがおすすめです。
遺品整理業者を選ぶ時は、以下のポイントを参考にして下さい。
上記について解説します。
遺品整理業者を選ぶ際は「相見積もりをとる」のがポイントです。なぜなら、遺品整理の作業は、同じ作業内容であったとしても業者ごとに料金が異なるためです。
地元の業者を中心にし、3〜5社に同じ条件で見積もってもらい、最低料金と適切価格を把握することが大切です。
業者選びの際には「遺品整理の実績が豊富かどうかを確認する」こともポイントです。具体的には、業者のウェブサイトなどで遺品整理の実績や事例を確認するのがよいでしょう。
また、インターネットの口コミ、SNSでの評判なども併せて確認することをおすすめします。
遺品整理業者選びでは「許可番号と有資格者の在籍を確認する」こともポイントです。許可番号とは、一般廃棄物収集運搬業務や古物商許可の番号を指しているほか、スタッフが遺品整理士の資格を保有しているかも確認するとよいでしょう。
遺品整理士はあくまでも民間資格のため、必須ではありません。一方、一般廃棄物収集運搬業務や古物商許可の番号は、実質的な営業許可ともいえるため、有効性も含めて必ず確認しましょう。
遺品整理で衣類や洋服を処分する場合は、タイミングや処分方法などをしっかり検討することが大切です。
衣類の量が多い場合や、家族では対処できない場合、そして時間がない場合などは、遺品整理業者に依頼することをおすすめします。
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