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ゴミ屋敷清掃とハウスクリーニングは何が違う?

ゴミ屋敷清掃
ゴミ屋敷清掃

みなさんは「ゴミ屋敷清掃とハウスクリーニングはどう違うの?」や「ゴミ屋敷清掃とハウスクリーニングのどちらがいいの?」といったことを考えたことはありませんか?

ゴミ屋敷清掃とハウスクリーニングは似ているようですがサービスの中身は異なります。部屋を片付ける際、適切なサービスを利用しないと片付かないどころか、お金の無駄遣いになってしまうかもしれません。

そこでこの記事では、ゴミ屋敷清掃や不用品回収のプロが、片付けで悩んでいる方に向けて「ゴミ屋敷清掃とハウスクリーニングの違い」について分かりやすく解説します。

 

ゴミ屋敷清掃とハウスクリーニングの違い

ゴミ屋敷清掃とハウスクリーニングの違いは以下のようなことが挙げられます。これらの違いを理解することで、業者を依頼する際に間違いが起こりにくくなるでしょう。

  • サービス内容
  • 対象範囲
  • サービス提供者
  • 料金

上記について解説します。

 

サービス内容

最も大きな違いと言えるのが「サービス内容」です。ゴミ屋敷清掃は部屋に溜まったゴミや不用品を処分することであるのに対し、ハウスクリーニングはプロ仕様の機材等を使い、室内を清掃することを指しています。

ごく簡単に言うなれば、ゴミ屋敷清掃は「片付ける」ことに焦点をあてている一方、ハウスクリーニングは「綺麗にする」ことを重視していると考えてよいでしょう。

また、ゴミ屋敷清掃はゴミや不用品の回収から処分までをまとめて対応してくれるサービスであるのに対し、ハウスクリーニングは原則としてゴミや不用品の回収は行わず、綺麗にすることだけに集中したサービスと言えます。

 

対象範囲

「対象範囲」も違います。例えば、ゴミ屋敷清掃は特定の部屋や家屋そのものが対象となりますが、ハウスクリーニングはキッチンやトイレ、そしてお風呂など、特定の箇所に限定されます。(主要箇所をまとめたプランもある)

ゴミ屋敷清掃のサービスは幅広い範囲が対象になる一方、ハウスクリーニングは限定的な範囲にとどまることが大きな違いです。

このことから、ゴミ屋敷清掃は「部屋または家全体」が対象となり、ハウスクリーニングは「部屋の一部分」に特化したサービスと考えるとよいでしょう。

 

サービス提供者

ゴミ屋敷清掃とハウスクリーニングの違いには「サービス提供者」も挙げられます。ゴミ屋敷清掃の場合、不用品やゴミの回収および処分が含まれるため、一般廃棄物収集運搬業許可や産業廃棄物収集運搬業許可といった認可を受けた業者が対応します。

一方、ハウスクリーニングは原則としてゴミなどの回収や処分をしないため、このような認可は必要なく、社内での訓練を受けた者が対応する仕組みです。

なお、ハウスクリーニングを提供する業者のなかには「ハウスクリーニング技能士」と呼ばれる資格を持つ人がいる場合もあります。

出典:公益社団法人全国ハウスクリーニング協会、ハウスクリーニング技能士

 

料金

「料金」も大きな違いのひとつです。ゴミ屋敷清掃は「ゴミや不用品の量」と「作業量」によって料金が変動し、1Rや1Kだと120,000円~、マンションや一軒家(5LDK以上)では680,000円~が目安とされています。

一方、ハウスクリーニングは清掃範囲や居住者の有無などによって料金が変動しますが、戸建て住宅だと60,000円から100,000円が目安になるでしょう。

ゴミ屋敷清掃は不用品の処分も含んでいるため、ゴミ処分代がかかります。対照的に、ハウスクリーニングはこれらに関連するコストがかからないため、ゴミ屋敷清掃よりも安く済むことがほとんどです。

 

以下の記事ではゴミ屋敷清掃の相場について詳しく説明しております。

ゴミ屋敷清掃の相場や料金の仕組み

 

ゴミ屋敷清掃のメリット

ゴミ屋敷清掃

ゴミ屋敷清掃のメリットは以下の通りです。

  • 一度にすべてが片付く
  • 短時間で完了する
  • 仕分け作業も進む

ゴミ屋敷清掃は不用品の回収から処分、そして整理まで一度にすべてが片付き、さらにそれが短時間で完了するため「時間の節約」につながり「心理的な負担が少なく済む」ということが利点です。

ゴミや不用品の処分、そしてそれにかかる時間を捻出できない事情がある場合はとくにメリットを感じやすいでしょう。

 

ゴミ屋敷清掃のデメリット

ゴミ屋敷清掃のデメリットには以下のようなことがあります。

  • コストが高くつく
  • 予算を超えやすい

ゴミ屋敷清掃のデメリットは「お金」に関連したものです。ゴミ屋敷清掃では、ゴミや不用品の処分にかかるコストがかかるため、高く感じるかもしれません。

また、ゴミや不用品の量によっては、見積もりの結果、予想以上の金額になってしまう可能性があります。

 

ハウスクリーニングのメリット

ハウスクリーニングのメリットは以下の通りです。

  • 徹底的に綺麗にしてもらえる
  • コストを抑えやすい
  • 生活環境が整う

ハウスクリーニングは、継続的に生活することを前提にした作業であることから、部屋が入居時並みに綺麗になるとされています。

また、必要な箇所だけを綺麗にしてもらえるため、コストを抑えられます。とくに、キッチンやトイレ、お風呂などの水回りを清掃してもらうとメリットを感じやすいでしょう。

 

ハウスクリーニングのデメリット

ハウスクリーニングのデメリットには以下のようなことが挙げられます。

  • 不用品やゴミは片付かない
  • 高くつく可能性がある

ハウスクリーニングではゴミや不用品は片付きません。部屋またはその一部が綺麗になるものの、ゴミや不用品は片付かない点はデメリットです。

また、ハウスクリーニングを依頼したにもかかわらず、十分に片付かないために、結果として高くついたと感じるかもしれません。

 

ゴミ屋敷清掃サービスが適しているケース

ゴミ屋敷清掃とハウスクリーニングの違いを理解すると同時に、ゴミ屋敷清掃サービスが適しているケースについても知っておきましょう。

ゴミ屋敷清掃サービスが適しているケースは、以下のようなことに該当する場合です。

  • ゴミや不用品が多い
  • ひとりで片付ける限度を超えている
  • 必要な物と不用品を仕分けたい
  • ゴミの処分方法がわからない
  • 転居または退去の時期が迫っている
  • 片付ける時間がない

上記のようなことから、ゴミ屋敷清掃サービスが適しているのは「不用品の量が多い」「時間がない」「整理したい」といったことに該当するケースです。

逆に、上記のようなケースに該当する人が、ハウスクリーニングを依頼すると、結果として問題が解消されないため注意しましょう。

 

ハウスクリーニングが適しているケース

ハウスクリーニングサービスが適しているケースは以下の通りです。

  • ゴミや不用品が少ない
  • 掃除が苦手または掃除できない事情がある
  • 素人では綺麗にならない汚れが多い
  • 水回りだけを綺麗にしたい
  • エアコンを綺麗にしたい
  • 転居または退去前の清掃が必要

このように、ハウスクリーニングが適しているのは「不用品の量が少ない」「掃除が目的」「自分では綺麗にできない」といったケースです。

本来であれば、ゴミ屋敷清掃サービスを利用すべき人がハウスクリーニングを利用すると、清掃作業に支障が生じると判断され、別途料金がかかったり、依頼を断られたりするかもしれません。

 

迷った際はゴミ屋敷清掃サービスがおすすめ

ゴミ屋敷清掃かハウスクリーニングかで迷うような時は、ゴミ屋敷清掃サービスがおすすめです。

理由は、ゴミ屋敷清掃サービスにハウスクリーニングが含まれているケースが多いためで、ゴミや不用品の処分に加え、同時に家も綺麗にしてもらえます。

なかでも「不用品回収業者によるゴミ屋敷清掃サービス」を利用するのが最善ですので、地元の不用品回収業者で、なおかつゴミ屋敷清掃サービスを提供している業者に依頼するようにしましょう。

 

まとめ

ゴミ屋敷清掃とハウスクリーニングの違いは、その目的や内容、そして料金です。ご自分の状況に合わせて、最適なサービスを選択してください。

よく分からないと感じる場合は「不用品回収業者によるゴミ屋敷清掃」を検討するとよいでしょう。

 

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