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ゴミ屋敷は一人で片付けられる?片付け法や手順、コツを解説

ゴミ屋敷清掃
ゴミ屋敷片付け

「ゴミ屋敷は1人で片付けられるの?」や「どうすればひとりでゴミ屋敷を片付けられるの?」といった疑問を持ったことがある人は多いと思います。

他人には相談しにくいゴミ屋敷は、恥ずかしい思いをしたくないからと、自分で片付けるしかなくなり、途方に暮れるケースは多いとされています。

そこでこの記事では、不用品回収やゴミ屋敷清掃のプロが「ゴミ屋敷をひとりで片付ける」ことについて、その方法や手順、コツなどを分かりやすく解説します。

ゴミ屋敷をひとりで片付けられるかどうかの目安

ゴミ屋敷をひとりで片付けるにあたり、以下のレベルを目安にして、ひとりで対応できるか否かを判断してください。

  • レベル1:床が見えている
  • レベル2:ゴミや不用品によって足首が埋まる
  • レベル3:膝の高さまでゴミや不用品が溜まっている
  • レベル4:腰までゴミや不用品が積み重なっている
  • レベル5:ゴミや不用品が天井まで積み重なっている

ひとりで片付けられる目安は「レベル2」までと考えてください。レベル1の程度であれば、ひとりで1日あれば片付くことがほとんどです。

レベル2なら、ひとりで数日間かけてゴミをまとめていき、それらを家庭ごみや粗大ごみとして期日を守って少しずつ捨てていくイメージです。

一方、レベル3以上になると、ひとりでは片付けられなくなります。なぜなら「片付け」と「処分」が同時進行しにくくなるためです。

ゴミ袋にまとめたゴミを一時的に保管する場所がない限り、それらが邪魔して片付けが進まなくなるため、片付けの作業が滞ってしまいます。(モチベーションも低下しやすい)

ゴミ屋敷をひとりで片付ける際には「ゴミの片付け」と「ゴミの処分」を円滑に進めていくことがポイントになりますので、ゴミや不用品の量が少ないレベル1またはレベル2までしか対応できないと考えてください。

 

ゴミ屋敷をひとりで片付ける手順

ゴミ屋敷をひとりで片付ける場合、以下の手順を参考にしてください。

  • スケジュール設定
  • 資材の準備
  • ゴミの仕分け
  • ゴミの処分
  • 清掃

上記の手順について解説します。

 

スケジュール設定

ゴミ屋敷の片付けで最も基本となるのが「スケジュール設定」です。いつから始めて、いつまでに終えるかを明確にしたうえで、準備と作業の日程を計画します。

具体的には「粗大ごみを処分する日(回収してもらう日)」や「家庭ゴミの収集日」などを確認し「片付けたゴミや不用品をいつ処分できるか」を明確にしましょう。

闇雲に片付けを始めると「片付けても処分できない」事態に陥ります。自治体ごとに異なる分別ルールや回収ルールに基づき、何をいつ捨てるか計画することが大切です。

 

資材の準備

スケジュールが決まったら「資材の準備」です。例えば、ゴミ袋や段ボール、ガムテープ、軍手、マスク、ペン、メモなどがあると便利でしょう。

なお、最も大きなゴミ袋は90リットルサイズですが、自治体によっては45リットルまでしか回収しない場合もありますので、大きいゴミ袋を選べば良いとは限らないことに注意してください。

 

ゴミの仕分け

「ゴミの仕分け」が最も大変な作業です。自治体にルールに沿って「燃えるゴミ」や「燃えないゴミ」さらには「プラスチック製ゴミ」などに仕分けながら片付けていきます。

同時に、ご自分が必要な物とそうでない物も分けていきましょう。ゴミはそのままゴミ袋へ、そして必要な物は段ボールに入れて、メモ書きを添えておくことをおすすめします。

 

ゴミの処分

次に「ゴミの処分」です。自治体のゴミ回収日に合わせて処分しましょう。なかには、一家庭が1回で捨てられるゴミの量が制限されているケースもありますので、ゴミ出しルールを守って捨てるようにしてください。

また、粗大ごみは指定された回収場所に指定日時までに運びましょう。ご自分で車がある場合は、ごみ焼却施設に持ち込みで捨てることも可能ですので、管轄のごみ焼却施設に確認してください。

 

清掃

最後は「清掃」です。ゴミ屋敷を片付けるだけでなく、清掃もしっかりしておくべき理由は、再びゴミ屋敷化してしまうことを防ぐためです。

また、ゴキブリやネズミといった害虫を防ぐことにも有効ですので、片付いた時点で部屋をしっかり掃除しておきましょう。

 

ゴミ屋敷をひとりで片付ける際のコツ

ゴミ屋敷片付け

ゴミ屋敷をひとりで片付ける際のコツは以下の通りです。

  • スペースを確保する
  • できるだけ自治体のゴミ収集を使って処分する
  • 不用品回収業者を活用する

それぞれ解説します。

 

スペースを確保する

ゴミ屋敷をひとりで片付ける場合は「スペースを確保する」ことを優先しましょう。具体的には、仕分け作業するための作業スペースや、ゴミを屋外へ運び出すための動線確保のことを指しています。

これを実現するためには、始めに玄関周辺にスペースを確保し、次に部屋へとつながる通路や階段、またはその付近などを片付けると、後の作業が円滑に進むようになります。

 

できるだけ自治体のゴミ収集を使って処分する

ゴミ屋敷をひとりで片付ける際は、できるだけ自治体のゴミ収集で処分しましょう。例えば、プラスチック製ゴミや、缶や瓶、ペットボトルなどは一般ゴミとして回収してもらえますので、収集日に合わせて捨てるようにしましょう。

とくに、プラスチック製ゴミやペットボトルは、かさばりやすく、部屋を占拠しがちですので、収集日に合わせて早い段階で捨てることをおすすめします。

 

不用品回収業者を活用する

「ゴミ屋敷清掃業者を活用する」こともコツです。ゴミ屋敷をひとりで片付ける際、必ず頭を悩ませるのが「ゴミの処分」と言えます。

「予想以上に重たい」や「予想よりも量が多い」といったことで、思ったように捨てられない事態に直面するかもしれません。

そんな場合は、ゴミや不用品をまとめて回収してくれる不用品回収業者に依頼し、ゴミの処分だけお願いすることも可能です。

 

不用品回収業者を利用した方がよいケース

ゴミ屋敷をひとりを片付けようと思っていても、以下のようなケースに該当する場合は業者に依頼した方が無難です。

  • レベル3以上のゴミ屋敷に該当する
  • ゴミ出しルールが厳しく、近所の目が怖い
  • 女性や高齢者
  • 片付ける時間がない
  • 片付けられる自信がない

ゴミ屋敷をひとりで片付けるのは予想以上に大変な作業と考えてください。仕分け作業は出来ても、それを処分できないまま、片付けが頓挫してしまうことはよくあります。

ゴミ屋敷は無計画に片付けを始めるのではなく、不用品回収業者を利用するという選択肢も考慮し、慎重に計画するようにしてください。

 

不用品回収業者を利用する場合の費用相場

ひとりで片付けられる程度のゴミ屋敷は、概ね以下のような費用相場になると考えてください。

  • 軽トラ乗せ放題プラン:10,000円~
  • 2トン車乗せ放題プラン:30,000円~

上記の基本料金に加え、作業当日の人件費やゴミ処分代などが加わるため、最終的には50,000円から100,000円になることがほとんどです。

できるだけ安く済ませるためには「ゴミを分別してまとめておく」ことや「粗大ごみは自治体で捨てる」といったことが有効です。

従って、ゴミ屋敷をひとりで片付ける場合「仕分け作業は自分で」対応し「ゴミの回収は業者」に依頼するとよいかもしれません。

以下の記事では、ゴミ屋敷清掃の料金の仕組みについて説明しております。

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まとめ

ゴミ屋敷を一人で片付ける際には、まずは一人で片付けられるか否かを見極めることが大切です。

「ゴミの仕分け作業」と「処分」をいかに円滑に進めるかが重要ですので、これらに対処できるかどうかによっては、初めから不用品回収業者に依頼した方がよいケースもあります。

ゴミの量や種類、そしてご自身の体力と気力と相談し、慎重に検討するようにしてください。

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