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不用品回収は少量や1点のみでも利用できるの？
みなさんは片づけなどで発生した少量の不用品をどのように処分しようと考えていますか？一般家庭ごみとして捨てられる量であれば問題ないかもしれませんが、1点のみまたは少量であったとしても、ひとりで捨てられない大きな物は厄介です。
とくに、女性や高齢者、多忙な単身者の方は「少量なのに捨てられない」という悩みを抱えがちで、片付けたくても片付かない状態に陥りやすいかもしれません。
そこでこの記事は、少量の不用品を回収してもらうための方法や、それに伴う注意点などについて、不用品回収のプロが分かりやすく解説します。
目次
不用品を少量だけ回収してもらう方法
不用品を少量だけ回収してもらう方法は、以下の4つです。
- 自治体の粗大ごみ回収
- 引っ越し業者
- リサイクルショップ
- 不用品回収業者
それぞれの方法について解説します。
自治体の粗大ごみ回収
不用品を少量だけ回収してもらう方法として初めに検討したいのが「自治体の粗大ごみ回収」です。
これは、お住まいの地域の自治体が運営している粗大ごみ回収サービスを利用する方法で、1点のみまたは少量でも利用でき、手軽かつ最も低コストということが特徴と言えます。
具体的な費用は自治体によって異なるものの、シングルベッドが1,500円、ソファ（二人掛け）が1,000円、そしてタンスが1,000円から1,500円といった費用相場になっています。
自治体の粗大ごみ回収は、最も費用を抑えられる方法である一方、回収日や回収場所を指定され、なおかつ回収場所まで本人が運ぶ必要があるため、女性や高齢者にとっては大変かもしれません。
引っ越し業者
「引っ越し業者」も不用品を少量だけ回収してもらう方法に含まれます。引っ越し業者にもよりますが、引っ越しに伴って生じた不用な家電4製品（エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機）を1個あたり7,000円から8,000円で回収してくれるサービスがあります。
この方法は、引っ越し作業を依頼した際のオプションサービスであるため、誰でも使える訳ではありませんが、選択肢のひとつとして知っておくとよいでしょう。
リサイクルショップ
不用品を少量だけ回収してもらう方法として「リサイクルショップ」もあります。街のリサイクルショップが買い取ってくれる物であれば、出張買取によって実質的な不用品回収になります。
ただし、必ず買い取ってもらえるとは限らないことや、家電製品の買い取りは製造から5年未満の物のみといった条件も存在します。
不用品回収業者
「不用品回収業者」は不用品を少量だけ回収してもらう場合におすすめの方法です。不用品回収業者は、即日対応、夜間の回収、運び出しから積み込み、そして処分まですべて対応してくれるため、手間がかからないことが魅力と言えるでしょう。
業者によって料金は異なりますが、費用相場は軽トラック1台に積み放題10,000円とされていますので、1点または少量の不用品であれば軽トラックの料金を基準にするとよいでしょう。
不用品回収業者は、自治体の粗大ごみ回収と比較すると割高になりますが、不用品を処分するためにかかる時間や労力、そしてストレスを考慮すると、有力な選択肢と言えます。
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少量の不用品を不用品回収業者に依頼するメリット
不用品回収業者に少量の不用品を回収してもらうメリットは以下の通りです。
- 日程の都合をつけやすい
- 運び出しや積み込みをしなくていい
- 自治体が回収しない物も回収してくれる
不用品回収業者は、最短の場合は即日対応であったり、夜間の回収にも対応してくれたりするため「日程の都合をつけやすい」メリットがあります。
また、依頼主は「運び出しや積み込みをしなくていい」ことから、女性や高齢者であっても、運搬の心配をする必要がないこともメリットと言えます。
加えて「自治体が回収しない物も回収してくれる」こともメリットでしょう。例えば、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、消火器、タイヤなども回収してくれます。
このように、不用品回収業者は、時間や不用品の内容を問わず、手がかからないということがメリットと言えるでしょう。
不用品回収業者の料金システム
不用品回収業者の料金システムは、一般的には以下の2つが主流とされていますので、覚えておきましょう。
- 少量の場合
- 積み放題の場合
それぞれ解説します。
少量の場合
少量の不用品を回収してもらう場合、以下のような料金体系で計算されます。（業者によって異なる）
- 単品処分料+基本料金+（必要なら）オプション料金
単品処分料とは、ベットやソファ、タンスといった品目ごとにあらかじめ決められている料金のことです。
これに加えて、基本料金となる車両費や人件費、ゴミ処分代などが追加されます。そして、階段のみの建物や吊り下げといった、追加作業にかかるオプション料金があります。
積み放題の場合
少量であっても、大型ベッドや大型ソファなどを回収してもらう場合は、積み放題プランが適応されることもあります。
積み放題プランは、主に軽トラックや2トントラックなどが使用され、車両費と人件費、そしてゴミ処分代が含まれた料金設定です。
少量を不用品回収業者に依頼する際の注意点
少量の不用品を不用品回収業者に依頼する際は、以下のことに注意しましょう。
- 高くつく可能性がある
- 業者によって料金が異なる
- 悪徳業者が存在している
それぞれの注意事項について解説します。
高くつく可能性がある
不用品回収業者に少量を依頼すると「高くつく可能性がある」ことに注意してください。例えば、ひとりでは運べないようなタンス1棹を依頼する場合、自治体の粗大ごみ回収を利用すれば1,500円程度で済みます。
しかし、不用品回収業者に依頼すると、少なくとも軽トラックを手配する必要があるため、相場を参考にすると最低でも10,000円ほどかかります。
業者によって料金が異なる
不用品回収業者は「業者によって料金が異なる」ことにも注意しましょう。同じ少量の不用品を回収してもらう場合でも、業者Aと業者Bでは車両費や人件費の基準が異なるため、料金が変わります。
悪徳業者が存在している
「悪徳業者が存在している」ことも注意すべきポイントです。業者の中には、一般廃棄物収集運搬業や産業廃棄物収集運搬業の許可を得ないまま、違法な営業をしているケースがあります。
少量だからといって、街を巡回している不用品回収トラックの業者や、無料回収をうたったチラシやDMを配っている業者は利用しないようにしましょう。
不用品は、仮に少量であったとしても無料で回収、運搬、廃棄してもらえることはないと考えてください。
少量の不用品を自分で処分する方法
少量の不用品であれば、物によっては自分で処分することも可能なので、以下の方法を知っておくと役に立つかもしれません。
- 破壊して一般ごみ化
- 不用品売買サイト
一般的な家庭ごみは自治体によって異なるものの、50cm未満の物であれば回収してくれます。小さな棚などであれば、分解または破壊することで家庭ごみとして処分可能です。
また、インターネット上の「不用品売買サイト」の利用を検討してもよいかもしれません。時間に余裕がある人は不用品売買サイトを通じて販売、または無償引き取りしてもらうという選択肢もあります。
まとめ
ご紹介したように、少量の不用品回収であれば、自治体の粗大ごみ回収や不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
最も安いのは自治体の粗大ごみ回収ですが、片付けの時間や労力をかけられないという人は、少量でも対応してくれる不用品回収業者に依頼しましょう。
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