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不用品回収と持ち込みはどちらが安い？
不用品を処分する方法には、不用品回収業者に依頼する方法や、自治体の粗大ごみ処理施設やリサイクルショップなどに直接持ち込む方法があります。
不用品回収業者を利用する方法と、持ち込みで処分する様々な方法はどちらが安く済むのか、さらには、それぞれの方法にはどんな特徴があるのかを知っておくと役に立ちます。
この記事では、不用品回収のプロが「不用品回収と持ち込み」について、初心者にも分かりやすく解説します。
目次
不用品を持ち込みで回収してもらう方法
不用品を持ち込みで回収してもらうと言っても、いくつかの方法があります。持ち込みには以下のような方法があるので、ぜひ参考にしてみてください。
- 自治体の粗大ごみ処理施設
- 家電量販店やメーカー
- リサイクルショップ
- オークションサイトや不用品譲渡サイト
- 不用品回収業者
それぞれの方法について解説します。
自治体の粗大ごみ処理施設
不用品を持ち込みで回収してもらう代表的な方法が「自治体の粗大ごみ処理施設」です。これは、お住いのエリアにある粗大ごみ処理施設に直接持ち込んで回収してもらう方法で、自治体によっては処分に必要な手数料が無料または割安になります。
不用品を運搬する車両が手配できることや、粗大ごみ処理施設へのアクセスが良い人であれば、費用が抑えられるだけでなく、利便性の面においても恩恵が受けられるでしょう。
家電量販店やメーカー
「家電量販店やメーカー」も不用品を持ち込みで回収してもらう方法のひとつです。テレビ、エアコン、洗濯機、そして冷蔵庫といった家電4品目を、持ち込む対象のお店で新調する場合にのみ利用できます。（店舗によっては非対応の可能性有）
家電製品の買い替えを検討している人であれば活用できるかもしれませんが、単純に不用品を回収してもらうことはできないので注意してください。
リサイクルショップ
不用品を持ち込みで回収してもらう方法には「リサイクルショップ」もあります。街のリサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらうことで、実質的な回収が可能です。
不用品によっては、売却益が得られる可能性がある一方で、買い取りどころか引き取ってもらえず、無駄足に終わるケースもあるため注意すべきでしょう。
オークションサイトや不用品譲渡サイト
「オークションサイトや不用品譲渡サイト」も不用品を持ち込みで回収してもらう方法です。相手に取りに来てもらえば、持ち込むこともなく、回収してもらえるため、処分にかかる負担が少ないでしょう。
一方、見ず知らずの人とやり取りする必要があることや、ドタキャンといったトラブルが起こりやすいことは否めません。
不用品回収業者
不用品を持ち込みで回収してもらう方法には「不用品回収業者」もあります。すべての不用品回収業者が持ち込みに対応しているとは限りませんが、自社でゴミ処分設備を持っている場合は持ち込みにも対応してくれるでしょう。
また、持ち込んだ物を買い取ってもらえる可能性があるため、結果的に回収費用が安く済むかもしれません。
下記の記事では、不用品回収業者の選び方を解説しています。
不用品回収業者と持ち込みはどちらが安いか
不用品の回収は、不用品回収業者に回収してもらうよりも、持ち込みの方が安いと言えます。
とくに、自治体の粗大ごみ回収施設に持ち込む方法は安く済むため、運搬用の車両や人手、そして時間に余裕がある人にとっては、自治体の粗大ごみ回収施設へ持ち込むのが最安の回収方法です。
一方、不用品の処分を巡っては、安さだけで決められないケースも多々あります。例えば、持ち込みでは間に合わないほど量が多い、処分に時間をかけられない、さらには運搬できないといった事情も想定されます。
このように、不用品を持ち込みで回収する場合は、安い反面、様々な問題に直面しやすいことを理解しておきましょう。
不用品を持ち込みで処分する際に注意すること
不用品を持ち込んで処分する際に注意すべきことは以下の通りです。
- 無料で済むことはほとんどない
- 車両や人手の用意が必要
- すぐに片付かない可能性がある
上記の注意点について解説します。
無料で済むことはほとんどない
不用品回収を持ち込みで済ませる場合「無料で済むことはほとんどない」ことに注意しましょう。
最も安いとされる自治体の粗大ごみ回収施設であっても、基本的には1点あたり数百円から数千円の処分料がかかります。
リサイクルショップや不用品回収業者に買い取ってもらえれば実質的には無料になりますが、買い取ってもらえるケースは限定的なため、結局は持ち込みであろうと処分にはお金がかかると思ってください。
車両や人手の用意が必要
「車両や人手の用意が必要」ということも持ち込みで注意すべきポイントです。持ち込みは対象となる場所まで自ら運搬せねばならず、不用品のサイズや量によっては人手が必要になるでしょう。
大きな車両や人手の手配などにかかる経費と手間を考えると、結果的に持ち込みの方が高くついてしまうこともあります。
すぐに片付かない可能性がある
不用品を持ち込みで処分する場合「すぐに片付かない可能性がある」ことに注意してください。
自治体の粗大ごみ回収施設では、一度に回収できる量を制限していることもあるため、持ち込んだにもかかわらず不用品の一部が手元に残ってしまうかもしれません。
とくに、引っ越しや退去といった時間的な制約を受ける場合においては、片付かないことは大きな痛手になるので注意しましょう。
持ち込みを利用するのが向いているケース
不用品を持ち込みで回収してもらうのが適しているケースは以下のような場合です。
- 不用品の量が少ない
- 時間に余裕がある
- 持ち込み先へのアクセスが容易
- 不用品となる家電製品を買い替える予定がある
- 買い取ってもらえそうな物が含まれる
持ち込みの場合「不用品の量」と「時間の余裕」がポイントになります。不用品の量が少なく、時間（期限）の制約がない場合は持ち込みによる回収がおすすめです。
不用品回収業者を利用するのが向いているケース
不用品回収業者に回収してもらうのが適しているのは以下のケースです。
- 不用品の量が多い
- 不用品の種類が多い
- 時間に余裕がない
- ひとりでは処分できない
- 処分する方法がわからない
不用品回収業者に回収してもらう場合「不用品の量と種類」がポイントです。不用品回収業者であれば、不用品の量や種類を問わず回収してもらえ、なおかつ1回の作業ですべてが完了します。
不用品の処分に対して時間や労力をかけられない場合は、持ち込みよりも不用品回収業者を利用するのが適しています。
不用品回収でぼったくられないためのポイントを下記の記事で解説しています。
不用品回収業者を利用する場合の費用
不用品を持ち込みで回収してもらう場合は、1点あたり数百円から数千円程度で収まるのに対し、不用品回収業者を利用する場合は、軽トラ乗せ放題なら10,000円～、2トン車乗せ放題は30,000円～が相場です。
料金だけで比較すると、持ち込みの方が安く済みますが、不用品の量や種類、そして時間の制約などを考慮すると、不用品回収業者を利用する価値は十分にあると言えるでしょう。
金銭的な負担だけでなく、心身の負担も考慮して選択することをおすすめします。
まとめ
不用品回収と持ち込みは、コストだけで比較するのではなく、依頼者の負担なども加味して選ぶようにしましょう。
持ち込みによる回収は安く済むかもしれませんが、運搬にかかる労力や、それに伴う時間、そして大量だと片付かないことを忘れないでください。
自分で判断できない場合は、一度不用品回収業者の無料見積もりを依頼することをおすすめします。
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