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不用品回収の電話勧誘を断る方法

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不用品回収の電話勧誘を断る方法

「不用品回収の電話勧誘がしつこいから困っている」や「不用品回収業者からの電話の断り方を知りたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。

心当たりがないのに、なぜか我が家に不用品回収の勧誘電話がかかってくると悩んでいる人もいることでしょう。

この記事では「不用品回収の電話」について、断る方法や対策、そして電話がかかってくる原因など、勧誘の電話でお困りの方に向けて不用品回収のプロが分かりやすく解説します。

不用品回収の電話勧誘でよくあるパターン

不用品回収の電話勧誘でよくある3つのパターンを知っておきましょう。これらのパターンを知っておくと、電話がかかってきたとしても断りやすくなります。

  • 不用品回収の営業
  • 不用品の買い取り
  • 不用品の片付け手伝い

それぞれ解説します。

不用品回収の営業

最も典型的なパターンが「不用品回収の営業」です。具体的には「家の不用品を回収する」や「少量でも不用品があればすぐに回収する」といったもので、不用品やゴミの処理を請け負うといった内容で共通しています。

なかには「無料」という言葉を使って、なんとか話を進めようとするケースもありますが、結局は「積み込み量」や「作業手数料」といった名目で高額な料金を請求する詐欺のパターンと考えてよいでしょう。

不用品の買い取り

「不用品の買い取り」もよくあるパターンです。例えば、使わなくなった家電製品や着物などを買い取るといった内容が典型的で、消費者が「不用品を買い取ってもらえるならば」と気が緩む心理を利用し、訪問しようとします。

電話では「何でも買い取る」や「高価買取」という言葉を使いますが、結局は貴金属品やブランド品といった価値がある物しか買い取らず、なおかつ理由を付けて買い値を下げる強引な詐欺のパターンである「押し買い」です。

不用品の片付け手伝い

電話勧誘でよくあるパターンには「不用品の片付け手伝い」も挙げられます。家や部屋の片付けと、不用品やゴミの処理をまとめてできることをうたい、高額請求につなげるパターンです。

電話では無料や低料金などをうたいますが、実際には不必要なまでに大きな車両で来たり、大勢の作業員を連れてきたりして、実費を請求する詐欺パターンです。

参考:岡山市環境局環境部環境事業課(2010),不用品回収業者とのトラブルにご注意を

不用品回収の電話がかかってくる主な原因

なぜ不用品回収の電話勧誘がかかってくるのか、その主な原因は以下のようなことが考えられます。

  • 無作為のテレアポ
  • 業者のリスト

上記について解説します。

無作為のテレアポ

不用品回収の電話がかかってくる原因で最も考えられるのが「無作為のテレアポ」です。不用品業者や、テレアポ代行サービスなどが無作為に電話をかけてきて、不用品回収等の御用聞きをしていると思ってください。

その方法については、電話番号の末尾だけを変えて手当たり次第に電話する手法が典型的です。

業者のリスト

「業者のリスト」も不用品回収の電話がかかってくる原因と考えられます。不用品回収業者が名簿会社などから購入したリストに含まれていると電話がかかってくるでしょう。

なぜリストに自分の電話番号が含まれているのかを究明することは実質的に不可能です。昨今では「不用品回収業者まとめ比較サイト」や「不用品回収業者(引っ越し業者)一括見積もりサイト」などを利用した際に登録した電話番号が共有されると言われています。

下記の記事では、不用品回収業者の選び方を解説しています。

不用品回収で信頼できる業者はどうやって見極める?

不用品回収の電話勧誘の断り方

不用品回収の電話勧誘の断り方

不用品回収の電話勧誘の断り方は以下のことを参考にしてください。

  • 単語での返答を心がける
  • 明確に返答する
  • すぐに切る

それぞれ解説します。

単語での返答を心がける

不用品回収の電話勧誘を断る際は「単語での返答を心がける」のがおすすめです。具体的には「はい」もしくは「いいえ」のみで会話を終わらせるのがよいでしょう。

この理由は「会話を通じてヒントを与えてしまうのを防ぐ」ためです。例えば「不用品は回収してもらったばかりです」と答えると「まだ残っているのでは?」や「うちは安いですよ」といった話の展開につながってしまいます。

また「いま忙しいので」という回答は、電話をかけてきた相手に「忙しくない時間はいつですか?」と聞かれるきっかけを作るため、話を展開させないように、そっけないくらいの返答で済ませましょう。

明確に返答する

不用品回収の電話勧誘を断るには「明確に返答する」ことが大切です。具体的に「不要です」や「結構です」さらには「ありません」などと明確に答えましょう。

「とりあえず」や「いまのところ」そして「大丈夫そう」といった含みを持たせた言い方だと「見込み有り」と判断され、後日また電話がかかってくるかもしれません。

すぐに切る

「すぐに切る」は不用品回収の電話勧誘を断る方法として有効です。前述した「単語での返答を心がける」と「明確に返答する」を組み合わせて、すぐに切るようにしましょう。

電話をかけてきた相手がどんなに話を引き延ばそうとしても、こちらが淡々と単語で明確に返答すれば「見込みなし」と判断されやすくなります。

不用品回収の電話勧誘の目的

不用品回収の電話勧誘の目的は、過去のトラブル事例などを参考にすると「金銭的な価値がある物品を手に入れること」にあると考えてよいでしょう。

なかば強引な手法によって金銭的な価値がある物品などを買い取ることは「押し買い」と呼ばれる行為であり、事前の電話で勧誘した物以外の買い取りを勧誘することは違法行為です。

悪徳業者が不用品回収や片付けを口実に電話でアポを取り、家に訪問して金銭的に価値がある物品を回収または安値で買い取って利益を得ようとしている可能性があります。

電話勧誘による不用品回収は詐欺行為の物証が残りづらく、詐欺が起こりやすいと言われていますので、知らない業者からの電話勧誘には十分に警戒するようにしてください。

参考:岡山市消費生活センター(2023),不用品買取のはずが、貴金属を強引に買い取られた!!(令和5年1月20日号)

不用品回収の電話勧誘対策

不用品回収の電話勧誘に対してできる対策として以下のことを知っておいてください。

  • まとめサイトなどに電話番号を提供しない
  • 端末の着信拒否を設定する

まとめサイトなどに電話番号を提供しない

不用品回収の電話勧誘対策として「まとめサイトなどに電話番号を提供しない」ことが有効です。

これは予防につながる方法と言えます。昨今、インターネット上では不用品回収業者からの見積もりを一括して取得できる「まとめサイト」などがありますが、これらに電話番号等を提供した場合、業者間のリストに「見込み客」として登録されてしまうかもしれません。

この結果、複数の業者から電話勧誘を受けてしまう可能性がありますので、便利だからといって不用意に電話番号等を提供しないようにしましょう。

端末の着信拒否を設定する

「端末の着信拒否を設定する」ことは、同じ番号からの電話がかかってくることを防ぐのに有効な方法です。

かかってきた電話番号を端末のメモリに登録し、その後着信拒否(ブロック)することで、同じ番号からの電話が鳴らなくなります。

不用品回収の電話勧誘でトラブルが起きたら

不用品回収の電話勧誘でトラブルが起きた場合は、お住まいのエリアを管轄している「消費生活センター」に相談しましょう。

岡山市消費生活センター:086-803-1109

 

以下の記事では、失敗しない不用品回収業者の選び方について詳しく説明しております。

初めてでも失敗しない不用品回収業者の選び方

まとめ

不用品回収の電話勧誘を断るには、淡々と手短に返答するのが効果的です。勧誘を拒否するための返答だけに留め、会話しないように努めてください。

また、不用品回収業者のまとめサイトや、リサイクルショップなどに不用意に電話番号を提供しないようにしましょう。

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