
冬に活躍した石油ストーブや石油ファンヒーターも、買い替えや引っ越しのタイミングで「そろそろ処分したい」となりますよね。ただ、暖房器具は普通の家電と違い、捨てる前に必ずやっておくべき安全対策があります。それが「灯油と乾電池を抜くこと」。灯油が残ったまま処分すると、漏れや引火の原因になりかねません。この記事では、灯油の抜き方から粗大ごみでの出し方、まだ使えるものの買取まで、岡山のコウノ産業が安全面もふまえて解説します。
目次
石油ストーブや石油ファンヒーターは、中に灯油が残ったままだと、運搬中に漏れたり引火したりする危険があります。処分を決めたら、まずは中身を空にすることから始めましょう。現場でも、灯油が入ったまま出されているケースは少なくありません。
▶ まずは給油タンクの灯油を抜く
取り外せるカートリッジタンクの灯油を、灯油用の容器に戻します。
▶ 本体の固定タンクにも残っている
見落としがちですが、本体側の固定タンクにも灯油が残っています。給油ポンプやスポイトを使って抜き取ると、きれいに処理できます。
▶ 灯油は絶対に流さない
灯油を下水や地面に流すのは厳禁です。余った灯油は、ガソリンスタンドで引き取ってもらえる場合があります。ただしセルフ式のスタンドでは扱っていないことが多いため、有人(フルサービス)のスタンドへ事前に電話で確認してから持ち込むのが確実です。灯油を買ったホームセンターや販売店で回収している場合もありますが、対応の可否や費用は店舗によって異なります。
▶ 空焚きは慎重に
「灯油を使い切る」ために空焚きをする方法もありますが、本体が故障している場合は発火の恐れがあります。取扱説明書に空焚きの手順が記載されているかを確認し、不安があれば行わないでください。
▶ 乾電池は抜いて別に処分
点火用の乾電池は、液漏れを防ぐためにも抜いておきましょう。乾電池は本体とは別の区分での処分になります。
▶ 基本は「粗大ごみ」
中身を空にしたストーブやファンヒーターは、多くの自治体で粗大ごみとして出せます。サイズが小さいものは不燃ごみになる自治体もあるなど、区分の基準は市によって異なります。
▶ 岡山市・倉敷市での一般的な流れ
事前に申し込み、粗大ごみ処理券を購入して貼り付け、指定の収集日に出す(または処理施設へ持ち込む)のが基本です。手数料は品目やサイズで異なるため、各市の最新ルールをご確認ください。
▶ 家電リサイクル法の対象ではありません
エアコンは家電リサイクル法の対象ですが、石油ストーブやファンヒーター、電気ストーブは対象外です。対象品目との違いは大型テレビ・モニターの処分方法でも解説していますので、あわせてご覧ください。
状態のよい暖房器具は、捨てる前に売ることも検討してみましょう。
▶ 冬前は需要が高まる
暖房器具は季節商品です。秋から冬にかけて需要が高まるため、シーズンを見計らって出すと値が付きやすくなります。岡山でも、寒くなる前に買い替える方が多く、この時期は動きが活発です。
▶ 電気ストーブ・オイルヒーターの場合
灯油を抜く手間はありませんが、大きさによって粗大ごみか不燃ごみか区分が変わる点は同じです。オイルヒーターは中のオイルが密閉されているため、ご自分で分解しないようにしてください。
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