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不用品回収でぼったくられた！とならないためにすべきこと
不用品回収を業者に依頼しようとした場合、多くの人が心配することが「ぼったくり」ではないでしょうか。
「見積もりよりも遥かに高額な請求だった」や「無料と言われたのに高額請求されてしまった」など、ぼったくりの内容は様々です。
不用品回収業者によるぼったくりが怖くて、いつまでも片付けられないという人もいるかもしれませんが、この記事では不用品回収のプロが「不用品回収でぼったくられたとならないためにすべきこと」について初心者にもわかりやすく解説します。
目次
不用品回収でぼったくられたケース
不用品回収でぼったくられたとならないためには、不用品回収業者によるぼったくりパターンを知っておくことが有効です。
ぼったくりのケースには、主に以下のようなものがあります。
- 無料と言われたのに高額請求された
- 見積もりだけで請求された
- 見積もりとは異なる作業等が実施された
- 追加料金が多い
- 不法投棄されていた
それぞれのケースについて解説します。
無料と言われたのに高額請求された
不用品回収でぼったくられたパターンで多いのが「無料と言われたのに高額請求された」です。
例えば、不用品回収業者に不用品回収を相談したところ無料と言われたのに、作業が終わった後に「ゴミ処分代」や「リサイクル料」、さらには「積み込み代」などを口実に、料金を請求するパターンがあります。
多くのケースにおいて「無料なのは回収作業の一部だけ」と言い逃れ、結局は追加料金でぼったくる仕組みです。
見積もりだけで請求された
「見積もりだけで請求された」というケースもあります。不用品回収業者に見積もりを依頼したところ「見積もり=契約」と主張されて、キャンセル料を請求されるかもしれません。
優良な不用品回収業者による見積もりは無料であり、見積もりだけで契約が成立することはあり得ないと考えてください。
キャンセル料や、トラックおよびスタッフの手配代などを請求するのは、典型的なぼったくりと言えます。
見積もりとは異なる作業等が実施された
不用品回収業者によるぼったくり事例としては「見積もりとは異なる作業等が実施された」ことも定番です。
具体的には、作業当日に不用品の対象でない物まで勝手に積み込み、追加作業料などの手数料を請求するパターンがあります。
追加料金が多い
「追加料金が多い」のもぼったくり事例としてよくあります。例えば、冷蔵庫や洗濯機などは依頼主が「リサイクル料」を負担しなければいけませんが、十分な説明なしに本来よりも高額なリサイクル料や手数料を上乗せされることが考えられます。
また、見積もり時に説明されなかった「当日スタッフ追加」や「階段作業料」、「トラック手配代」、「駐車料金」など、あらゆることに対して「あとからなんでも追加料金」としてぼったくるパターンです。
不法投棄されていた
不用品回収でぼったくられたパターンには「不法投棄されていた」ことも含まれます。お金を支払ったうえで不用品回収してもらったにもかかわらず、業者がそれを不法投棄し、自治体から依頼主に回収措置命令や費用負担が強いられるというものです。
不用品回収業者に支払う分と、不法投棄を片付ける分のコストが二重にかかります。また、不用品回収業者には「ごみ処分料」を払っている訳ですから、実質的なぼったくりと言えるでしょう。
不用品回収でぼったくられないためにすべきこと
不用品回収でぼったくられないためにすべきことには、主に以下のようなことが挙げられます。
- 可能な限り不用品の数を減らす
- 不用品回収の料金相場を知る
- 悪徳業者の特徴を知る
- 複数の業者から見積もりをとる
それぞれ解説します。
可能な限り不用品の数を減らす
不用品回収でぼったくられたとならないためには「可能な限り不用品の数を減らす」ことが有効です。
例えば、自治体の粗大ごみ回収サービスを利用したり、リサイクルショップに持ち込んだりして、できるだけ不用品を減らしましょう。
悪徳業者は、不用品やゴミの総量が多いほど、様々な理由を付けてぼったくりを仕掛けてくるため、ぼったくられる要因を少なくしておくことが有効です。
不用品回収の料金相場を知る
「不用品回収の料金相場を知る」ことも、ぼったくられないために必要です。一般的に、不用品回収の基本料金は、軽トラックに乗せ放題のプランは10,000円～、2トントラックなら30,000円～が相場とされており、必要に応じてリサイクル料などが加算されます。
悪徳業者は、集客のために「無料」をうたったり、相場よりも遥かに安い金額を提示したりする傾向があるため、相場からかけ離れた料金設定だと、後にぼったくられる可能性があると考えましょう。
悪徳業者の特徴を知る
不用品回収でぼったくられたとならないためには、あらかじめ「悪徳業者の特徴を知る」ことも有効です。
- 街中をトラックで巡回している
- ウェブサイトや実店舗がない
- 名刺や見積書を提示しない
- 無料を強調している
- アポなし訪問営業
上記のいずれかに該当する場合は、悪徳業者の可能性が否定できないため、注意した方がよいでしょう。
不用品回収業者の選び方は下記の記事で解説しています。
複数の業者から見積もりをとる
「複数の業者から見積もりをとる」ことも、ぼったくられないために必要です。不用品回収は、業者によって料金が変動することから、複数の業者から見積もってもらう「相見積もり」が基本になります。
最低でも3社から5社に現場まで来てもらって見積もりしてもらうことをおすすめします。
不用品回収でぼったくられないために知っておくべきこと
不用品回収でぼったくられないために知っておくべきことには、主に以下のようなことがありますので、参考にしてください。
- 無料はあり得ない
- 一般廃棄物収集運搬業許可の有無
- 基本料金にプラスされることがほとんど
それぞれ解説します。
無料はあり得ない
不用品回収でぼったくられたとならないためには「無料はあり得ない」ことを知っておきましょう。
不用品回収は、トラックやスタッフ、そしてゴミ処分など、必ず経費が発生します。それにもかかわらず、無料で回収して処分することは現実的にはあり得ません。
いかなる不用品回収も、無料で対応してもらえることはないと考え、無料には何か罠があるかもしれないと警戒するくらいの方がよいでしょう。
一般廃棄物収集運搬業許可の有無
「一般廃棄物収集運搬業許可の有無」もぼったくられないために知っておきたいポイントです。
一般廃棄物収集運搬業または産業廃棄物収集運搬業の許可は、各自治体から正式に認められた業者にのみ与えられるもので、信頼できる証とも言えます。
業者のウェブサイトや担当者の名刺などで確認し、各自治体のウェブサイトでその有効性もチェックすることをおすすめします。
基本料金にプラスされることがほとんど
不用品回収でぼったくられたとならないためには「基本料金にプラスされることがほとんど」と覚えておきましょう。
具体的には、軽トラック1台積み放題プラン10,000円とした場合は、これに加えて「ゴミ処分代」や、エアコンやテレビなどは「リサイクル料」などが加算されます。
優良業者であれば、加算すべき分を内訳で明示し、合計金額を事前に提示しますが、悪徳業者は、作業当日にあれやこれやと追加し、依頼主が断り切れない心理を利用してぼったくります。
まとめ
不用品回収でぼったくられたとならないためには、ぼったくりのパターンや悪徳業者の特徴を知っておくことが大切です。
不用品回収でぼったくりに遭わないためにも、この記事で紹介した内容を参考にして、許可を持つ信頼できる業者を選ぶようにしてください。
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