Twitter
Instagram
LINE
TikTokCOLUMN お役立ちコラム
ゴミ屋敷はどこから手をつける？片付け法や安くする方法を解説
ゴミ屋敷を片付けたいと考えている人の多くが直面しやすい疑問のひとつが「どこから手をつけるのか」ではないでしょうか。
ゴミ屋敷は、やみくもに片付けてもなかなかうまくいきません。優先的に片付ける場所と順番をしっかり理解しておくことで、より効率的に片付けが進みます。
そこでこの記事では、これからゴミ屋敷を片付けようと考えている方に向けて、ゴミ屋敷清掃のプロが「ゴミ屋敷を片付ける際にどこから手をつけるのか」をわかりやすく解説します。
目次
ゴミ屋敷を片付ける際はどこから手をつけるべきか？
ゴミ屋敷を片付ける際は、以下3つのポイントを意識することが大切です。これらを理解しておくことで、片付ける際の場所と順番がよくわかるようになります。
- 動線を確保すること
- 仮置き場を確保すること
- 片付ける場所を区切る
上記について解説します。
動線を確保すること
ゴミ屋敷を片付ける際に最も重要なポイントになるのが「動線を確保すること」です。具体的には、ゴミや不用品を外へ持ち出す際の動線を指しています。
ゴミ屋敷を片付ける際には、処分する物を屋外へ持ち出しながら片付けることが効率を高めるため、ゴミや不用品を容易に屋外へ持ち出すための動線を確保することが不可欠です。
多くの場合、動線を確保するためには、玄関、廊下、バルコニーといった場所から片付けることが一般的といえるでしょう。
仮置き場を確保すること
ゴミ屋敷の片付けでポイントとなるのが「仮置き場を確保すること」です。例えば、片付けの最中に、一時的にゴミや不用品を置いておく特定の場所を確保することを指しています。
仮置き場があることで、ゴミや不用品をまとめる作業に集中しやすくなり、片付け作業が効率的に進みます。
主に、廊下、リビング、寝室などが対象となり、これらの場所から優先的に片付けるとよいでしょう。
片付ける場所を区切る
ゴミ屋敷の片付けでは「片付ける場所を区切る」こともポイントです。具体的には、玄関だけ、キッチンだけといったように、1回の作業で片付ける範囲を区切るようにしましょう。
ゴミ屋敷の片付けでは、特定の範囲を集中的に片付けることが生産性を高めます。気になったところや、あちこち片付けるのではなく、特定の範囲を集中的に片付けるようにしましょう。
先述したように、動線や仮置き場の確保を優先するとなると、玄関、廊下、部屋、そしてトイレ近辺などに区切れるはずです。
優先的に片付ける場所と順番
ゴミ屋敷を片付ける際、優先的に取り組むべき場所と順番は以下を参考にしてください。
- 玄関および廊下
- 部屋
- キッチン
- トイレ
- 洗面所およびお風呂
それぞれ解説します。
玄関および廊下
ゴミ屋敷の片付けでは「玄関および廊下」を最優先で片付けるとよいでしょう。理由は、動線を確保しやすくなること、そしてゴミや不用品の仮置き場になるためです。
間取りによっては、トイレや洗面所も対象になるかもしれませんが、玄関と廊下は、いかなる間取りであっても優先的に片付けるべき場所として覚えておきましょう。
部屋
「部屋」は、ゴミ屋敷の片付けで優先的に着手すべき箇所です。具体的には、リビングルームや寝室で、居住者が利用している頻度が高い部屋が対象となります。
部屋のなかでも、動線を確保するために入口周辺を優先的に片付けましょう。また、ゴミや不用品の仮置き場を確保するために、ベッドや机周辺を優先的に片付けることもおすすめです。
キッチン
ゴミ屋敷の片付けでは「キッチン」も優先度が高い箇所です。間取りによっては、動線を塞いでしまう可能性があることや、異臭や害虫が発生しやすいため、なるべく早く片付けるべき箇所といえます。
とくに、ワンルームのように、玄関と廊下そしてキッチンが同じ動線上にある場合は、片付ける順番が早くなります。
トイレ
「トイレ」は、廊下に隣接していることが多いため、早めに片付けるべき箇所です。トイレの中までゴミや不用品が溜まっているような場合、廊下まで溢れてしまって動線を塞いでしまう懸念があります。
玄関と廊下の動線をしっかり確保するためにも、トイレを優先的に片付けなければならないケースがあることを覚えておきましょう。
洗面所およびお風呂
ゴミ屋敷の片付けでは「洗面所およびお風呂」も優先度が高くなります。洗面所やお風呂は、動線となる廊下に隣接していることが多いため、なるべく早く片付けるべき箇所といえます。
ゴミや不用品を屋外へ持ち出す際の動線に影響している場合は、優先的に片付けるべき箇所のひとつです。
ゴミ屋敷を片付ける方法
ゴミ屋敷を片付ける方法は以下2つです。どこから手をつけるかも重要ですが、どうやって片付けるかもしっかり理解しておきましょう。
- 自分で片付ける
- ゴミ屋敷清掃業者に依頼する
上記について解説します。
自分で片付ける
ゴミ屋敷を片付ける方法のひとつが「自分で片付ける」です。具体的には、自分でゴミや不用品をまとめ、ゴミの回収日や粗大ごみ回収サービスを利用して処分することを指しています。
自分で片付ける方法は、最もコストがかからない方法である一方、時間や労力がかかること、さらには片付けのモチベーションが維持しにくく、頓挫してしまいやすいことに注意が必要です。
ゴミ屋敷清掃業者に依頼する
ゴミ屋敷を片付ける方法として定番といえるのが「ゴミ屋敷清掃業者に依頼する」です。ゴミや不用品の回収から処分までをすべて一貫して対応してくれるサービスで、有料ながら迅速かつ確実に片付く方法です。
概ね1日内にすべて片付く利便性が魅力ですが、コストがかかることや、恥ずかしい思いをしやすいこと、業者選びが大変といったことが懸念点になるかもしれません。
ゴミ屋敷の片付けを安くする方法
ゴミ屋敷の片付けを安くする方法は以下のとおりです。これらのポイントをしっかり理解しておくことで、片付けにかかる最終的なコストを安くできるでしょう。
- できるだけ自分で片付ける
- 業者から相見積もりをとる
- 地元の業者を利用する
それぞれ解説します。
できるだけ自分で片付ける
ゴミ屋敷を安く片付けるには「できるだけ自分で片付ける」ことがポイントです。ゴミ屋敷清掃業者を利用する場合、ゴミや不用品の量に応じた作業量によって料金が変動します。
つまり、作業量が少ないと、その分料金が安くなりやすい仕組みです。可燃ごみやペットボトル、そしてプラスチックゴミなどを自分で片付けることで、安く済ませられる可能性が高まります。
業者から相見積もりをとる
ゴミ屋敷の片付けを安くするには「業者から相見積もりをとる」ことが大切です。ゴミ屋敷清掃にかかる料金は、同じ作業であったとしても業者によって異なります。
複数の業者から同じ条件で見積もってもらうことで、最低料金や適正価格が把握できるため、結果として料金を抑えることが可能です。
地元の業者を利用する
ゴミ屋敷の片付けを安くするには「地元の業者を利用する」のがおすすめです。理由は、出張費や交通費などを上乗せされにくいことにあります。
また、地元の業者であれば、業者の都合に合わせやすいため、割引を受けられるかもしれません。
まとめ
ゴミ屋敷の片付けをどこから手をつけるべきかわからない方は、動線と仮置き場を確保すること、そして片付ける場所を区切ることを念頭に置いて計画してみてください。
片付ける場所や順番を計画しても、うまく片付けられない場合や片付ける自信がない場合は、地元のゴミ屋敷清掃業者に相談することを検討してみてはいかがでしょうか。
関連記事
LINEで見積