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不用品回収で冷蔵庫を処分する際の相場

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不用品回収で冷蔵庫を処分する際の相場

「冷蔵庫ってどうすれば安く処分できる?」や「冷蔵庫の処分を不用品回収業者に依頼した場合の費用相場はどれくらい?」といった疑問を持ったことがある人は多いのではないでしょうか。

冷蔵庫は一般的な粗大ごみを処分するよりもお金がかかります。また、処分方法には複数の選択肢があり、どの方法が安く済み、なおかつどれが自分に適しているかを知るのは難しいかもしれません。

そこでこの記事では、不用品回収のプロが「不用品回収で冷蔵庫を処分する際の費用相場」などを中心に、これから冷蔵庫を処分しようとしている人に向けて役立つ情報を解説します。

冷蔵庫を処分するにはリサイクル料金が必須

冷蔵庫を処分する場合、いかなる方法であっても「リサイクル料金*1」がかかります。リサイクル料金は、冷蔵庫の大きさによって変わるものの、概ね3,740円から4,730円です。

このリサイクル料金とは、2001年4月1日から施行された家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)*2に基づいたもので、家電4品目(テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫)と呼ばれる家電製品の廃棄物減量、そして資源の有効利用を推進することを目的に徴収されます。

冷蔵庫は家電リサイクル法の対象であることから、使用者は処分する際にリサイクル料金を負担しなければなりません。

従って、冷蔵庫を処分(廃棄)する際は、最低でも3,740円から4,730円のリサイクル料金がかかることを念頭に置いておきましょう。

(*1)出典:再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)、一般財団法人家電製品協会

(*2)出典:家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)、経済産業省

冷蔵庫を処分する際の費用相場

冷蔵庫を処分する際の費用相場は、5,000円から7,000円とされています。この内訳は「リサイクル料金」と「収集運搬料金」です。

  • リサイクル料金:3,740円から4,730円
  • 収集運搬料金:約2,200円~

一般的な処分方法においては、上記2つの費用は必ず発生するコストとされています。収集運搬料金については、自治体が指定する回収業者や地域によって異なりますが、2,200円が相場です。

これを踏まえると、単身者などがよく利用する170L以下の2ドア冷蔵庫であれば約6,000円、家族向けで広く使われている171L以上の大型冷蔵庫であれば7,000円くらいかかることになるでしょう。

冷蔵庫を処分するおすすめの方法

冷蔵庫を処分するおすすめの方法

冷蔵庫を処分するおすすめの方法を、費用相場を含め解説します。おすすめの方法には以下のようなものがあります。

  • 家電リサイクル受付センター
  • 自治体指定場所へ持ち込み
  • リサイクルショップ
  • 家電量販店等の引き取りサービス
  • 不用品譲渡サイトやアプリ
  • 不用品回収業者

家電リサイクル受付センター

冷蔵庫を処分する方法として定番とされているのが「家電リサイクル受付センター」です。この方法の費用相場は、5,000円から7,000円になります。

家電リサイクル受付センターを使った処分方法は、各自治体の家電リサイクル受付センターに申請し、リサイクル料金と収集運搬料金を支払って、指定された日時に回収してもらう流れです。

手続き自体は、一般的な粗大ごみの処分方法と同じと考えてよいでしょう。最低限の費用で済むことや手間がかからないことがメリットですが、指定した日時にしか処分できないこと、そして十分な余裕をもって申請しなければならないことがデメリットです。

参考:家電4品目の出し方、岡山市

自治体指定場所へ持ち込み

「自治体指定場所へ持ち込み」もおすすめの方法です。この方法であれば、リサイクル料金のみで済むため、3,740円から4,730円が相場となります。

安い方法と言えるものの、指定引取場所まで自分で運搬しなければならないことや、指定された日時に持ち込む必要があるため、利便性に劣るかもしれません。

参考までに、岡山市の場合、指定引取場所として北区と東区の2ヶ所が指定されています。

参考:家電4品目の出し方、岡山市

リサイクルショップ

冷蔵庫を処分する方法として「リサイクルショップ」も挙げられます。仮に、買い取ってもらえるのであれば、処分費用はかからないため、無料または買取料を得て処分できる方法と言えます。

費用負担なく実質的な処分が実現する方法である一方、製造から概ね3年未満の物しか買い取ってもらえないことや、製品状態が良い物に限定されることから、万人向けの処分方法とは言えません。

家電量販店等の引き取りサービス

「家電量販店等の引き取りサービス」もおすすめの方法のひとつです。これは、新品の冷蔵庫を購入すると同時に、古い冷蔵庫を引き取ってもらう方法ですが、リサイクル料金と収集運搬料金の5,000円から7,000円を請求されるのが一般的です。(値引きによる相殺の可能性有)

新品の冷蔵庫を購入する場合にのみ有効ながら、最も手軽な方法です。しかし、処分にかかる費用分を値引きしてもらえないと、メリットを感じられないでしょう。

不用品譲渡サイトやアプリ

冷蔵庫を処分するおすすめの方法には「不用品譲渡サイトやアプリ」もあります。取引先との交渉次第ですが、無料または買い取りで処分できる方法です。

利用するサイトやアプリによってはシステム使用料などが発生する可能性がありますが、引き取り先が見つかれば、費用負担や手間なく処分できるかもしれません。

以下の記事では、不用品回収を安い料金で済ませる方法に紹介しております。

不用品回収を安い料金で済ませるためのポイント

不用品回収業者

「不用品回収業者」は冷蔵庫を処分するのに最もおすすめの方法です。冷蔵庫の回収にかかる費用相場は5,000円から10,000円とされています。

冷蔵庫ひとつだけを処分してもらうことも可能ですが、その他の粗大ごみや不用品をまとめて回収してもらえるため、引っ越しや片付け時の第一選択肢になるでしょう。

他の方法と異なり、依頼者自身が大変な思いをすることなく、なおかつ即日回収にも対応していることから、手間や時間、そしてコストの面に優れています。

以下の記事では、不用品回収業者の選び方について詳しく説明しております。

初めてでも失敗しない不用品回収業者の選び方

冷蔵庫を不用品回収業者で処分する際の注意点

不用品回収業者に冷蔵庫を処分してもらう場合、以下のことに注意しましょう。

  • 中を空にして水抜きする
  • 不用品回収業者選びは慎重になる
  • 冷蔵庫単体だと割高になる可能性がある

それぞれ解説します。

中を空にして水抜きする

冷蔵庫を回収してもらう前に「中を空にして水抜きする」ことを忘れないでください。食材などが入った状態だと、追加料金を請求されるかもしれません。

また、冷蔵庫の水抜きも忘れないようにしましょう。水抜きのやり方は、冷蔵庫裏側から脱着できる水受け皿または蒸発皿に溜まった水を捨てるだけです。(冷蔵庫を動かす際に濡れないようにすることが目的)

不用品回収業者選びは慎重になる

「不用品回収業者選びは慎重になる」ことにも注意しましょう。例えば、街を巡回している軽トラック(廃品回収業者)や、チラシ、電話勧誘などの業者だと、ぼったくりに遭う可能性があるため、気を付けてください。

お住まいの地域における「一般廃棄物収集運搬業務」や「産業廃棄物収集運搬業」といった資格(許可番号)を保有する業者を選ぶことをおすすめします。

冷蔵庫単体だと割高になる可能性がある

不用品回収業者は「冷蔵庫単体だと割高になる可能性がある」ことにも注意してください。冷蔵庫単体の回収費用は業者ごとに異なりますが、家電リサイクル受付センター等の方法よりも割高になるかもしれません。

不用品回収業者を利用する場合は、冷蔵庫以外の家電製品、粗大ごみ、さらには不用品をまとめて回収してもらう方がお得と言えます。

冷蔵庫以外に処分したいと考えている物の量、さらには処分を終えなければならない期日、緊急度などを考慮し、総合的なコストパフォーマンスで判断しましょう。

まとめ

不用品回収で冷蔵庫を処分する際の相場は、5,000円から10,000円です。不用品回収業者は、家電リサイクル受付センター等の方法よりも割高になるかもしれませんが、その他の不用品などをまとめて処分したい際には最善な方法になるでしょう。

まずは、不用品回収業者に無料見積もりを依頼し、費用や期日などを考慮して決定することをおすすめします。

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