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ゴミ屋敷の片付け前に確認したい電気・ガス・水道|止める順番と安全確認

ゴミ屋敷清掃

岡山|不用品回収
 

ゴミ屋敷になった実家や空き家を片付ける前に、電気・ガス・水道をどうしておくか。結論から言うと、電気と水道は片付けと最後の掃除が終わるまで止めず、止める連絡のときに「掃除で使う日」を伝えるのが基本です。中国電力(引越し時の案内)も、岡山市水道局・倉敷市水道局も、掃除などで最後の日まで使う場合の伝え方を案内しています。ガスは、片付けの作業そのものには使わないことが多いので、契約先を確かめて早めに相談しておきます。ガス臭いと感じたら、火を消し、換気扇などのスイッチには触らずに窓を開け、都市ガスはガス会社、LPガスは販売店に連絡してください。

この記事では、片付けを始める前に確かめたいことを、電気・ガス・水道の順にまとめます。

ゴミ屋敷の片付け前の電気・ガス・水道は「いつまで使うか」で決める

止める順番を考える前に、片付けの最終日まで何を使うかを考えます。物が多い家では、照明がないと奥の部屋の仕分けが進まず、最後の掃除には掃除機や水を使います。3つの考え方を表にすると次のとおりです。

項目 片付け中に使うか 止める連絡の考え方
電気 照明・掃除機などで使うことが多い 掃除が終わる日に合わせ、掃除で使う日を伝える
水道 掃除・手洗いで使うことが多い 掃除が終わる日に合わせ、掃除で使う日を伝える
ガス 片付けの作業では使わないことが多い 使う予定がなければ、片付けの日程が決まった段階で相談する

片付けのあと、その家を空き家として残すのか、売却や解体をするのかによっても、止め方が変わることがあります。今後の予定が決まっていない場合も、その状況を各社に伝えて相談してください。

まず契約先と番号を探す|ゴミ屋敷では検針票が埋もれていることも

止めるにしても残すにしても、連絡には契約先と番号があると話が早く進みます。中国電力の電気は「電気ご使用量のお知らせ」などに契約番号が、岡山市の水道は「ご使用水量・料金のお知らせ」に水道番号が、倉敷市の水道は使用水量等のお知らせや領収書にお客様番号が載っています(倉敷市は、お客様番号が不明の場合は必要ないと案内しています)。

ゴミ屋敷では、こうした紙が郵便物やチラシの山に埋もれていることがよくあります。片付けの初日は、捨てる物を選ぶ前に、電気・ガス・水道の会社名が入った紙を探して1か所にまとめておくと、あとの連絡が楽になります。電気の契約先は家によって中国電力以外の会社のこともあるので、紙に書かれた会社名で確かめてください。契約者が親など手続きをする人とは別の名義になっている場合は、その旨も伝えて、手続きの進め方を確かめてください。

電気|照明と掃除に使うなら、止めるのは最後

止める連絡で「掃除で使う日」を伝える

中国電力は、電話で電気の使用廃止を申し込むときに、契約番号、廃止する住所・名前・電話番号、廃止の予定日時、料金の精算方法、引越し先の住所を伝えるよう案内しています。あわせて、掃除などで引越しの日に電気を使う場合はその旨を伝えること、出発前にブレーカーと漏電しゃ断器を「切」にすることもお願いしています。

引越しを想定した案内ですが、片付けのあとに電気を止める場合も、掃除で使う最後の日を伝えておけば、作業の途中で照明や掃除機が使えなくなる行き違いを防げます。

ゴミ屋敷で気をつけたいのは、ほこりをかぶったプラグとコード

長く物が積まれていた家では、家具や荷物の裏のコンセントに、差しっぱなしのプラグが残っていることがあります。中国電力ネットワークは、長い間差し込んだままのプラグとコンセントの間にほこりがたまり、湿気を帯びるとプラグが突然発火することがある(トラッキング現象)として、ときどきプラグを掃除するよう呼びかけています。コードが家具などの下敷きになって傷み、過熱して火災などの原因になる場合があることにも注意を促しています。

片付けで荷物をどかしたときに、ほこりにまみれたプラグや、押しつぶされたコード・テーブルタップが出てきたら、そのまま使い続けないでください。使わない電気器具はプラグを抜いておくと安心です。ぬれた手でプラグやスイッチを触ると感電するおそれがあることも、水まわりを片付ける日は忘れがちです。電気の引込線やメーターに異常を見つけたときは、中国電力ネットワークへ連絡するよう案内されています。

ガス|都市ガスかLPガスかを先に確かめる

容器の有無と検針票でガスの種類を見分ける

消防庁ホームページ「防災・危機管理eカレッジ」のガス安全の教材では、都市ガスは一般的に道路に埋められた導管で供給され、LPガスは各家庭に設置された容器による供給が中心だと説明しています。家の外壁沿いにガスの容器(ボンベ)が置かれていれば、LPガスの可能性が高いといえます。オール電化でガスを使っていない家もあるので、検針票や領収書の会社名もあわせて確かめてください。

LPガスの場合、容器からガスメーターまでは「供給設備」としてLPガス販売店が維持管理し、ガスメーターの出口から先のガス器具などは「消費設備」として所有者や使う人が維持管理する、と同じ教材で説明されています。容器やメーターのまわりに物が積まれていても、片付けのついでに容器を動かしたり外したりせず、販売店に相談してください。

使わないなら早めに相談、ガス器具の取り外しは無理をしない

住む予定のない家なら、片付けの日程が決まった段階で、都市ガスはガス会社、LPガスは販売店に、使用をやめる手続きや今後の扱いを相談しておきます。手続きの方法や立会いが必要かどうかは会社によって違うため、検針票などに書かれた連絡先で確かめてください。

ガスコンロやガスストーブを処分するとき、ガス栓との接続の外し方が分からない場合は、無理に外さずガス会社や販売店に相談してください。eカレッジでは、使わないガス栓にはガス栓キャップをかぶせるよう案内しています。また、ガスストーブの近くにはスプレー缶や衣類など燃えやすい物を置かないようにとも書かれています。物が積まれた部屋では、片付けの途中で暖を取るためにガスストーブを使うこと自体を控えたほうが安全です。

「ガス臭い」と感じたら

eカレッジでは、ガス臭いと感じたときの対応を案内しています。主な内容は次のとおりです。

  • 器具栓やガス栓を閉めて火を止め、タバコなどの火も消す
  • 玄関の扉や窓を開けて、新鮮な空気を取り入れる
  • 換気扇や空気清浄機などのスイッチは、電気火花でガスに引火するおそれがあるので操作しない
  • LPガス(都市ガスでも空気より重い種類の場合)は、床などの低い場所の換気も十分に行う
  • 都市ガスはガス会社に、LPガスは販売店か緊急時連絡の保安機関に連絡して、指示を受ける

このほかeカレッジでは、都市ガスは換気して安全を確保したあと、念のため屋外のガスメーターのメーターガス栓を、LPガスは容器のバルブを閉めるよう案内しています。場所や操作が分からないときは無理をせず、連絡して指示を受けてください。

物の多い部屋では、窓の前にも荷物があって、すぐに開けられないことがあります。片付けを始める前に、窓や玄関までの通り道を1本空けておくことは、こうしたときの備えにもなります。においの元を自分で探したり、配管や器具を自分で直そうとしたりはせず、ガス会社や販売店の指示を待ってください。

水道|掃除で使う日まで止めない(岡山市・倉敷市の水道局の案内)

岡山市:アプリで24時間受付、清算のあとに掃除で使うなら届け出のときに伝える

岡山市水道局は、水道の使用中止の届け出を岡山市水道局アプリで24時間受け付けています(岡山市水道局「水道の届け出」)。中止を申し込めるのは申込日の当日から30日後までで、それ以外の期間を希望する場合は電話受付センター(086-234-5959)への電話になります。届け出る内容は、水道番号、住所・名前、清算日(水道の使用を止める日)、引越しの場合の転居先、清算方法です。

片付けで大事なのは、「清算の後、掃除などで水を使用する場合は、お届けの際にお知らせください。」という一文です。また、「清算は、お客様からのお届け制です。お届けがないと、ご使用されなくても基本料金の請求が継続しますので、お気をつけください。」とも書かれています。誰も住んでいない家でも、届け出をするまでは基本料金がかかり続ける点は覚えておきたいところです。

倉敷市:地区ごとの窓口か電子申請、中止日には掃除で使う日も含める

倉敷市水道局は、倉敷・水島・児島・玉島(玉島・船穂・真備は同じ窓口)の地区ごとに電話の窓口を分けていて、受付は平日8時30分~17時15分です。インターネットの電子申請でも申し込めます。使用中止日には、掃除や浄化槽清掃などで水道を使う日も含めるよう案内されていて、届け出がないと、使っていなくても基本料金がかかります。

倉敷市が使用を中止する場面として挙げているのは、引越しのほか「家の解体、長期の不在など」です。岡山市水道局も、家を取り壊すなどで水道を廃止するときと、長期間留守にするなどで一時止めたいときを分けて案内しています。片付けのあと空き家として残すのか、解体するのかを伝えて相談してください。

片付けの段取りに組み込むと、こうなる

  1. 片付けを決めたら:電気・ガス・水道の契約先と番号を確かめる。紙が見つからなければ、片付けの初日にまず探す。ガスが都市ガスかLPガスかも確認し、ガスを使う予定がなければ、ガス会社・販売店に今後の扱いを相談する。
  2. 片付けの初日:窓や玄関までの通り道を空ける。ほこりをかぶったプラグや押しつぶされたコードは使わない。作業を終えて家を離れるときは、使わない電気器具のプラグを抜いておく。
  3. 片付けの途中:物が積まれた部屋ではガスストーブなどの火を使わない。ガス臭いと感じたら、スイッチに触らず換気してガス会社・販売店に連絡する。
  4. 最後の掃除の日が決まったら:電気・水道に中止日を伝える(掃除で使う日も含めて)。家を出る前にブレーカーを切る(浄化槽など電気で動く設備がある家では、切る前に管理している業者などに確かめる)。

業者に片付けを頼む場合も、作業の日程と最後の掃除の日が決まってから電気・水道の中止日を決めると、行き違いがありません。当日の作業の流れはゴミ屋敷の片付け当日の流れ|作業時間と立ち会いの準備|岡山、自分で片付けるときの手順はゴミ屋敷を自力で片付ける手順と限界の見極め方|岡山、親御さんが亡くなったあとの実家を県外から片付ける場合は遠方に住む家族の遺品整理|立ち会えないときの進め方と依頼のコツも参考にしてください。

岡山市のゴミ屋敷の片付けは、コウノ産業にご相談ください

コウノ産業は、ゴミ屋敷の仕分けから運び出し、回収まで対応しています。一軒家まるごとの片付けや、遠方の方・立ち会いなしのご依頼にも対応していますので、県外に住んでいて何度も帰れない方もご相談ください。写真を送っていただければ、おおよその概算をお伝えできます。作業日の目安が早めに分かれば、電気・水道を止める日も決めやすくなります。

電気・ガス・水道の中止や契約の手続きは、それぞれの契約先への連絡が必要です。作業の日程が決まりましたら、この記事の順番を目安に、各社へご連絡ください。

出典:消防庁ホームページ「防災・危機管理eカレッジ」ガス安全/中国電力ホームページ「電話申し込みの際の必要事項」/中国電力ネットワークホームページ「電気器具,プラグなどの取り扱い[屋内でのご注意]」「電気を安全にお使いいただくために」/岡山市水道局「水道の届け出」/倉敷市ホームページ「水道の使用開始・中止の手続き」(eカレッジの教材の出典は一般社団法人全国LPガス協会・都道府県LPガス協会の資料)。本記事では、コウノ産業がこれらの内容を要約・編集して紹介しています。

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