
古くなった物干し竿や物干し台は、岡山市・倉敷市(真備地区以外)とも基本は粗大ごみです。ただし、コンクリートの土台だけが残った場合の扱いは両市で違います。岡山市の分別区分では「物干し台(台のみ)」は市で収集できないもので、倉敷市は粗大ごみの手数料の一覧に「物干し台(土台のみ)」という品目があります。長い竿は、申し込みのときに長さを伝えて確認しておくと当日のやり直しを防げます。
物干し台は、竿を出したあとに土台だけが残りやすい品目です。この記事では、岡山市・倉敷市の公式の分別区分をもとに、竿・台・土台のそれぞれの出し方と、重い物を運び出すときに市が案内している支援をまとめます。
目次
物干しまわりの品目は、両市とも分別区分の一覧に載っています。2026年10月に確認した各市の一覧を、品目ごとに並べると次のとおりです(倉敷市は真備地区以外の区分です)。区分は変わることがあるので、出す前に最新の一覧で確かめてください。
| 品目 | 岡山市 | 倉敷市(真備地区以外) |
|---|---|---|
| 物干し竿 | 粗大ごみ(「物干し竿(2本まで1組)」) | 粗大ごみ |
| 物干し台(土台付き) | 粗大ごみ(「物干し台(1対)」) | 粗大ごみ(「物干し台(コンクリート台付き)」) |
| 土台だけ | 市で収集できないもの(「物干し台(台のみ)」)。「販売店か、取扱店へ相談してください。」 | 粗大ごみの手数料の一覧に「物干し台(土台のみ)」の品目あり(申し込み時に確認) |
| 室内用の物干し | 粗大ごみ(「室内用洗濯物干し」) | 分別区分に専用の行は見当たらないため、粗大ごみ受付けセンターで確認 |
詳しくは岡山市ホームページ「分かりにくい資源・ごみの分別区分[ま行]」と、倉敷市ホームページ「ごみの分別区分と出し方(た~わ)」で、品目の行を見てください。
岡山市の一覧では、物干し竿は「2本まで1組」です。竿が3本あれば2組として申し込むことになります。物干し台は「物干し台(1対)」という品目名です。数え方が分からない場合は、申し込みのときに本数と形を伝えて確かめてください。倉敷市は、手数料の一覧で「物干し竿」「物干し柱(土台なし1本)」「物干し柱(土台付1体)」のように品目が分かれています。
物干し台の土台だけが庭に残っているケースでは、市によって答えが変わります。岡山市は、「物干し台(1対)」は粗大ごみですが、「物干し台(台のみ)」は市で収集できないものに分類され、販売店か取扱店への相談を案内しています。手元の物が土台だけにあたるか迷う場合は、粗大ごみ受付センターで確認してください。倉敷市は、分別区分に「物干し台(コンクリート台付き)」が粗大ごみとして載り、手数料の一覧にも「物干し台(土台のみ)」の品目があります。
ただし倉敷市は、同じ市の「市で処理しないごみ」で、ブロックやコンクリート片を自家処理するものとしています。手数料の一覧にも「※品目等によっては現場確認が必要となるものがあります。」とあるため、土台が物干し台の土台なのか、ブロックやコンクリートの塊に近いものなのかを、申し込みのときに受付けセンターへ伝えて確認するのが確実です。倉敷市で処分する場合は、倉敷市の案内のとおりに進めてください。
物干し竿で迷いやすいのが長さです。岡山市の「粗大ごみの出し方」には、「単品で重量が100キログラムを超える物、または長さが1.8メートルを超える物は、お断りする場合があります。」と書かれています。物干し竿は粗大ごみの品目ですが、竿には2メートルを超える長さの物もあります。
▶ 伸縮式の竿は縮めてから測る
伸び縮みする竿は一番短くした長さ、伸縮しない竿はそのままの長さを測り、申し込みのときに伝えてください。受付で長さを伝えておけば、当日に「出せなかった」ということを防げます。
▶ 倉敷市は燃やせるごみ・金属類の大きさの基準がある
倉敷市の分別区分には、粗大ごみを出す人が分解して素材ごとに分け、燃やせるごみや金属類の大きさの基準に合えばそれぞれの区分で出せる、という共通の決まりがあります。燃やせるごみは棒状の物なら長さ1m以内・直径10cm以内で、資源ごみの案内では、金属類は「黄色のコンテナ(縦40×横70×高40cm)に入る大きさのものまで」とされています。
金属パイプの竿を自分で切ると、切り口が鋭くなり、けがをしやすくなります。表面が樹脂でおおわれた竿は、中の金属と樹脂を分けるのも簡単ではありません。工具に慣れていない場合は、無理に切らずに粗大ごみとして出すほうが安全です。
釣り竿やスキー板など、ほかの長物の出し方は釣具・スキー・ゴルフ用品の処分方法|長物と金属類の分け方を岡山で解説でまとめています。
コンクリートの土台が付いた物干し台は、片側だけでもかなりの重さになることがあります。粗大ごみの戸別収集は、収集の当日までに決められた場所へ自分で出しておくのが基本ですが、両市とも、運び出しが難しい場合の支援を案内しています(使える世帯に条件があるものや、有料のものがあります)。
岡山市には「粗大ごみふれあい収集」があります。世帯員全員が、65歳以上・障害者手帳の交付・要介護または要支援の認定などのいずれかにあたり(これらの人と同居する小学生以下の児童を含む)、自分で屋外へ出すことが難しい世帯に代わって、市が粗大ごみを運び出して収集する事業です。「収集は、戸別収集(有料)です。」とされ、置いてある状況などによっては収集できない場合もあります。申し込みは粗大ごみ受付センターへ電話かファクスで行います。
倉敷市は、粗大ごみの戸別収集のページで、自分で玄関先などへ持ち出すのが難しい場合に「倉敷市シルバー人材センターの家具持出しサービス(有料)」を案内しています。どちらも、地面に固定された土台の掘り出しまでしてもらえるとは限らないので、土台の状態も伝えて相談してください。
岡山市の戸別収集は、「お申し込みから収集まで10日前後かかります。」とされ、1度の申し込みで10個まで、収集当日の午前8時までに指定の場所へ出し、立会いは不要です。自分で車に積める場合は、施設への持ち込みもできます(車両によっては持ち込めないことがあるため、申し込みのときに確認してください)。岡山市の粗大ごみの持ち込みは「手数料はかかりません(無料)。」で、前日(土日を除く)までの予約が必要、予約した本人が持ち込み、1日1車までです。
倉敷市の戸別収集は、地区ごとに収集日が決まっているため「遅くとも7日前までには申し込みを行って下さい。」と案内されています。施設へ自分で持ち込む場合は、「自己搬入の処理手数料が必要です。」とされています。岡山市の申し込みの流れは岡山市の粗大ごみの出し方|申し込みから回収までの流れを解説も参考にしてください。
物干し台の土台は、地面に置いてあるだけの物と、土に埋め込んである物があります。埋め込んである土台を掘り出すと、土台のまわりの土も出てきます。土の扱いも両市で違い、岡山市は「土(土砂)」を市で収集できないもの(販売店か取扱店へ相談)、倉敷市は土砂を自家処理としています。掘り出す前に、出てくる土をどうするかまで決めておくと、作業が途中で止まりません。
岡山市では、土台だけになった物干し台のほか、「ブロック(コンクリート)」「コンクリート片」も市で収集できないものです。ブロックは販売店か取扱店への相談が案内されていますが、コンクリート片の行には相談先が書かれていません。市で収集できないものの全体の出し方は岡山市で収集できないものの出し方|タイヤ・ピアノ・消火器ほかにまとめています。
▶ 竿の本数と長さ
伸縮式かどうか、縮めた長さ、本数をメモしておきます。岡山市は2本まで1組で数えます。
▶ 台の形と土台の状態
土台付きか、土台だけか、地面に埋め込んであるか。岡山市では、ここで粗大ごみか市で収集できないものかが分かれます。
▶ 運び出す経路と重さ
庭から道路までの段差や通路の幅を見ておきます。1人で持てない重さなら、市が案内している支援(条件あり)が使えるかを確かめるか、家族の手を借りる日を先に決めます。
▶ 賃貸の場合は取り付け金具に注意
ベランダの壁や手すりに付いている物干し金具は、建物の設備にあたることがあります。賃貸住宅では、取り外す前に管理会社や大家さんに確認してください。
物干し台は、土台が重い・土に埋まっている・ほかの庭の不用品と一緒に片付けたい、という理由で市の収集だけでは段取りが組みにくいことがあります。コウノ産業では「重いもの、量の多い不用品等、プロに丸ごとお任せください。解体を伴う運び出しも対応できます。」とご案内しています。
土台のように、市で収集できない物が含まれる場合も、まずは品目と状態(土台の大きさ・埋め込みの有無・置き場所)をお知らせください。対応できるかどうかも含めて、お見積りの際にご案内します。お見積りは無料です。
岡山の不用品回収・片付けはコウノ産業へ
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