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遺品の着物・帯・和装小物の扱い|手放す前に確かめたいことと保管のしかた

遺品整理

岡山|不用品回収
 

遺品の着物や帯は、急いで処分せず、まず親族の希望と相続の見通しを確認し、たとう紙の中や袂に大切な物が残っていないかを見てから決めましょう。岡山市では着物も帯も資源化物として出せます。倉敷市(真備地区以外)は衣類全般が資源ごみです。買取を考えるなら、訪問してくる業者とのトラブルに注意が必要です。この記事では、手放す前の確認、保管のしかた、岡山市・倉敷市の出し方を順に解説します。

遺品の着物を処分する前に確かめたい4つのこと

着物は一度手放すと取り戻せません。量が多くても、次の4点を確かめてから分けていきましょう。

1. 親族の中に欲しい人がいないか

着物には、仕立て直して着る、娘や孫に譲るなどの使い道があります。自分には不要でも、親族の誰かが思い入れを持っていることもあります。処分や売却の前に声をかけましょう。進め方は「形見分けの進め方と注意点」で解説しています。

2. 相続の方針が決まっているか

値が付く可能性のある物を動かす前に、相続人全員の了解を取っておくと、後々の行き違いを防げます。相続放棄を考えている場合は、遺品に手を付ける前に家庭裁判所や専門家へ確認してください。「賃貸の遺品整理」でも、相続放棄を考えているときの注意に触れています。

3. たとう紙や袂の中に何か残っていないか

たとう紙の間、着物の袂、帯の間、たんすの引き出しの奥などは、小物や書類が紛れやすい場所です。袋に入ったまま捨てたり手放したりする前に、一枚ずつ開いて確かめましょう。

4. 着物の状態はどうか

シミ、カビ、虫食い、においの有無を見て、「残す」「譲る」「手放す」に分けます。状態が分からないときは、呉服店や和服の手入れを扱う専門店に相談すると判断しやすくなります。

着物・帯を手元に残すときの保管のしかた

すぐに決められない着物は、無理に手放さず保管して構いません。一般的に、着物は湿気を避けて保管するのが基本とされています。押入れの奥に入れたままにせず、ときどき状態を見てあげましょう。

防虫剤は、和服に使えるかを製品の表示で確かめます。たとえばエステーの和服用防虫シートは、たとう紙の中の和服の上にのせて使い、1年後に取り替えるものとして案内されています。金糸・銀糸に使えるかは製品ごとに表示を確認してください。古い防虫剤が残っている場合に別の種類と重ねてよいかも、製品の注意書きに従いましょう。

使い終えた防虫剤(衣類・人形用)は、岡山市では可燃ごみです。倉敷市の分別区分には行が見当たらないため、市に確認してください。

着物・帯・和装小物の処分|岡山市と倉敷市の出し方

岡山では、市によって分別の呼び方も出し方も違います。岡山市の分別表では、着物・和服・帯(着物)はいずれも資源化物です。倉敷市(真備地区以外)の分別表に着物という項目は見当たりませんが、衣類全般が資源ごみの対象です。迷うときは市に確認すると確実です。

品目 岡山市 倉敷市(真備地区以外)
着物・和服 資源化物(古布) 衣類として資源ごみ
帯 資源化物 行は見当たらない(出す前に市へ確認)
ぞうり・下駄 可燃ごみ 行は見当たらない(出す前に市へ確認)
かばん 革・布製で使用可能なものは古布、ナイロン・合成皮革は可燃ごみ(20リットルの指定袋に入りきらないものは粗大ごみ) 燃やせるごみ
たんす 粗大ごみ 粗大ごみ

足袋は岡山市の分別区分に行が見当たりません。迷う物は、市に確認してから出しましょう。

岡山市で古布として出すとき

岡山市の古布の収集は月2回です。地区ごとに決められた日の当日、午前8時まで(一部地域は午前7時30分まで)に、資源化物ステーションへ出します。ひとまとめにして透明か半透明の袋に入れればよく、有料指定袋は必要ありません。泥、油、ペンキなどで汚れた物は可燃ごみです。

倉敷市で資源ごみとして出すとき

倉敷市の資源ごみは月1回の収集で、衣類は「古布などと一緒に、透明もしくは半透明の袋に入れる。」と案内されています。汚れや水濡れを防ぐためにも袋に入れて出しましょう。

倉敷市の家を片付ける場合は、倉敷市の案内のとおりに分別してください。業者に頼むときは、先に倉敷市へ相談し、一時多量ごみ制度の案内と許可業者の一覧を確認しましょう。

桐だんすなど大きな家具が残る場合は粗大ごみの手順になります。手順は「岡山市の粗大ごみの出し方」「倉敷市の粗大ゴミの出し方」で解説しています。

着物の買取を考えるときは訪問購入に注意

着物を売る方法としては、店舗に持ち込む、業者に自宅へ来てもらうなどがあります。自宅に来てもらう買取は、特定商取引法の「訪問購入」にあたる場合があり、着物は同法の政令で除外された物品に含まれていません。

国民生活センターによると、訪問購入については「不用品や和服の買い取りのはずが貴金属を買い取られた」といった相談が寄せられています。すべての業者がそうだというわけではありませんが、着物の話で来てもらっても、ほかの品物の話になる場合があることは知っておきましょう。

訪問購入には、特定商取引法で主に次のルールがあります(第58条の6、第58条の14、第58条の15)。

  • 頼んでいない人に対して、店舗などの営業所以外の場所で買取の勧誘をすることは禁止されています
  • 申し込みまたは契約の書面を受け取った日を含めて8日間は、書面などで申し込みの撤回や契約の解除ができます
  • その間は、引き渡しの日を決めていても、品物を渡すのを断ることができます

ただし、自宅で売買契約の申し込みや締結を自分から請求した場合など、これらのルールが適用されない場面もあります。査定を頼んだだけで適用外になるとは限らないので、迷ったら下の窓口に相談しましょう。店舗に持ち込む買取は訪問購入ではないため、上のルールの対象外です。どの方法でも、契約前に金額と品目を確認しましょう。

電話で着物の買い取りを持ちかけられたら、来てもらう約束をする前に家族に相談しましょう。困ったときは、消費者ホットライン「188」に電話すると、身近な相談窓口につながります。岡山市にお住まいの方は、岡山市消費生活センター(086-803-1109、月曜から金曜の午前9時から午後4時、祝日・年末年始を除く)にも相談できます。詳しくは国民生活センターの「訪問購入」のページをご覧ください。

遺品の着物を手放すまでの順番

順番 やること
1 親族に声をかけ、相続の方針を確認する
2 たとう紙・袂・帯の間・引き出しの中を確認する
3 状態を見て「残す」「譲る」「手放す」に分ける
4 残す物は防虫剤の表示を確かめて保管する
5 手放す物は、売るか、市の区分で出すかを決める

一度に全部を片付けなくても大丈夫です。たんす一棹、引き出し一段ずつなど、区切りを決めて進めましょう。

出典:e-Gov法令検索「特定商取引に関する法律」・同法施行令。本記事では、コウノ産業がこれらの内容を要約・編集して紹介しています。

岡山市の遺品の着物の片付けはコウノ産業へ

コウノ産業の遺品整理では、ご要望に合わせて一点ずつ確認しながら仕分けを行います。必要な物や形見など、お申し出のあった物は見つけて保管します。提携寺院でのお炊き上げも可能で、ご希望の場合は供養証明を発行します。

着物だけでなく家全体の片付けも、まずはお問い合わせください。

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