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金属くず・鉄くずの処分と買取|岡山市・倉敷市の分別と持ち込みの注意点

不用品回収

岡山|不用品回収
 

家の物置やガレージから出た金属くず・鉄くずは、同じ鍋やフライパンでも、岡山市では「不燃ごみ」、倉敷市では「資源ごみ」(金属類)と区分が違います。袋やコンテナに入らない大きさなら粗大ごみです。プロパンなどのガスボンベ・消火器・自動車用バッテリーは、どちらの市でも通常のごみとしては出せません。まだ使える物やまとまった量の金属は、捨てる前に買取に回せるかを確認しましょう。

「鉄だから売れるはず」「金属だから全部同じごみ」と考えて一つの山にしてしまうと、あとで仕分けし直すことになりがちです。この記事では、岡山市と倉敷市の公式の分別案内をもとに、金属類の分け方、一緒にしてはいけない物、自分で持ち込むときの注意点を順に整理します。

この記事は、家庭から出る金属類についての内容です。仕事(事業活動)で出た金属くずを捨てる場合は、廃棄物処理法で産業廃棄物にあたり(同法第2条第4項第1号、同法施行令第2条第6号)、家庭ごみとしては出せません。岡山市も、粗大ごみの持込みの案内で「事業活動に伴って出るごみ」は持ち込めないとしています。

鉄くず・金属くずの処分は「家電」を外してから考える

金属の片付けで最初にやっておきたいのが、家電を別の山に分けることです。見た目は金属の塊でも、家電はごみとしてのルールが別になっています。

家電4品目は家電リサイクル法の対象

環境省の家電リサイクル法の概要によると、家庭用エアコン、テレビ、電気冷蔵庫・電気冷凍庫、電気洗濯機・衣類乾燥機の4品目は、家電リサイクル法で小売業者による引取りと製造業者等によるリサイクルが義務付けられ、消費者は廃棄する際に収集運搬料金とリサイクル料金を支払う役割になっています。岡山市も、家電4品目は手続きが異なるとして、粗大ごみとは別の案内を設けています。金属くずには混ぜず、家電リサイクル法の手順で処分してください。冷蔵庫を例にした手順は冷蔵庫の処分方法と費用|リサイクル法の基本で解説しています。

小型家電は岡山市の回収制度がある

岡山市は、平成27年1月5日から小型家電を資源化物として無料で回収しています。市の案内では「小型家電には、鉄、アルミ、金、銀、銅、レアメタルといった有用な金属が含まれています。」とされ、協力店舗(電器店、ホームセンター等)、資源回収所、市有施設(区役所、市役所分庁舎内)で回収しています。資源化物ステーションでは収集しないので注意してください。携帯電話などは、個人情報を消去してから出すよう市は求めています。

同じページで岡山市は、「不用品回収業者等への回収依頼は、トラブルや違法行為となるおそれがありますので、市の回収制度をご利用ください。」と呼びかけています。また環境省は、家庭の廃棄物を回収するには市区町村の「一般廃棄物処理業許可」や委託が必要で、「産業廃棄物処理業の許可」や「古物商の許可」では回収できないと案内しています。金属に限らず、家庭のごみとして処分する物の回収を業者に頼むときは、片付ける家がある市の許可を持っているかを必ず確認してください。

岡山市と倉敷市で違う|家庭の金属ごみの分別と出し方

家電を外した残りの金属製品は、市のルールで出し方が決まります。岡山では、岡山市と倉敷市で金属の日用品の区分そのものが違うのが大きなポイントです。代表的な品目を並べると、次のようになります。

品目 岡山市 倉敷市(真備地区以外)
鍋(金属製)・ホーロー鍋 不燃ごみ 資源ごみ
フライパン 不燃ごみ 資源ごみ
包丁 不燃ごみ(刃物部分は新聞紙等に包む) 資源ごみ(刃の部分にテープを張り付けるなど危なくないようにする)
金属製のハンガー 不燃ごみ 資源ごみ
タイヤチェーン(金属製) 粗大ごみ(概ね50cm以下に切ったものは不燃ごみ) 資源ごみ

表の出典:岡山市公式ホームページ「分かりにくい資源・ごみの分別区分[な行]」同[は行]同[た行]倉敷市ホームページ「ごみの分別区分と出し方(た~わ)」

岡山市は20リットルの指定袋に入るかどうかで分かれる

岡山市では、金属製の日用品や工具の多くが不燃ごみです。分別区分には、釘・針金・スパナ・ペンチ・ドライバー(工具)が不燃ごみとして載っていて、金属製のダンベルについては「鉄アレイも不燃ごみです。」と書かれています。

大きさの目安は、「不燃ごみの大きさの目安は、袋の中に入れるごみ1つの大きさが20リットルの有料指定袋に入りきるものです。」という基準です。金属製のバケツのように、同じ品目でも20リットルの指定袋に入りきらないものは粗大ごみになります。不燃ごみの収集は月1回で、市は「不燃ごみは月1回収集していますが、お住まいの地域によって収集日は異なります。」と案内しています。

倉敷市は黄色のコンテナに入るかどうかで分かれる

倉敷市では、空き缶と金属類は資源ごみで、ごみステーションの黄色のコンテナ容器に直接入れます。例として、鍋、フライパン、針金のハンガー、包丁、ブリキ板が挙がっています。大きさの基準は「金属類は、黄色のコンテナ(縦40×横70×高40cm)に入る大きさのものまで」です。資源ごみの収集も月1回です。

コンテナに入らない金属製品は粗大ごみになります。倉敷市の粗大ごみ処理手数料の一覧(主なもの)には、「脚立・はしご(金属)」「作業用具類(くわ、スコップ、つるはし等)」「焼却炉(金属)」などが品目として挙がっています。物置やガレージの片付けで出る大きな金属製品は、この一覧で扱いを確かめられます。

岡山市では不燃ごみの袋へ、倉敷市では資源ごみのコンテナへと、同じ鍋でも行き先が違います。家族の家の片付けを手伝うときは、自分の住む市ではなく、片付ける家がある市のルールで分けてください。

金属でも一緒にしない|ボンベ・スプレー缶・バッテリー・消火器

金属くずの山に紛れ込むと危ないのが、ガスや薬剤が入っている容器と電池です。見た目は同じ金属でも、扱いがまったく違います。

品目 岡山市 倉敷市(真備地区以外)
スプレー缶・カセットボンベ(卓上用) 資源化物(中身を使い切って専用コンテナへ) 資源ごみ(中身を使いきり、穴をあけずにキャップを外して青色のコンテナへ)
ガスボンベ(プロパンなど) 市で収集できないもの(販売店か取扱店へ相談) LPGタンクは出せない(購入(販売)店へ相談)
自動車・バイク用バッテリー 市で収集できないもの(販売店か取扱店へ相談) 市の施設では処理できない
消火器 市で収集できないもの(販売店・消火器リサイクル推進センターに相談) 市の施設では処理できない(メーカーによるリサイクルあり)

スプレー缶は、岡山市が「使い切って専用のコンテナに出してください。穴をあける必要はありません。」、倉敷市が穴をあけずに出すよう案内しています。どちらの市でも、穴をあけてから金属くずに混ぜるという出し方ではありません。コンテナの色も岡山市は緑色、倉敷市は「スプレー缶」のプレート表示がある青色と違うので、ステーションで確かめてから入れてください。

倉敷市は「市で処理しないごみ」として、「タイヤ、オイル、塗料、LPGタンク、消火器、モーターバイク(50ccを超えるもの)、バッテリー、劇薬、農薬、ピアノなどは市の施設では処理できません。」と明記し、購入(販売)店か専門の処理業者などへの依頼を求めています。岡山市も、粗大ごみの「収集又は持込みできないもの」にドラム缶を挙げ、買ったお店か取扱店に相談するよう案内しています。

見落としやすいのが電池です。岡山市は、携帯電話などの小型のバッテリーを資源化物(廃乾電池)として灰色コンテナで回収しています。倉敷市は、ボタン型電池・ニカド電池を協力店か各環境センターへ持ち込むよう案内し、廃棄の際は金属部分をテープで絶縁するよう求めています。電動工具などの充電池は本体から外し、金属くずとは別にして、各市の案内に沿って出してください。石油ストーブのように燃料が残る金属製品の注意点は、暖房器具・ストーブの処分方法|灯油の抜き方と捨て方にまとめています。

金属買取に回す前に|売れる金属・売れにくい金属の見分け方

金属類には「中古品として売れる物」と「素材として価値がある物」、そして「ごみとして出すしかない物」が混ざっています。量がまとまるほど、先に分けておく意味が大きくなります。

  • ▶ 中古品として売れる可能性がある物:まだ動く電動工具、錆の少ない手工具、使える脚立やアウトドア用品など
  • ▶ 素材として分けておきたい物:鉄・アルミ・銅など、ほかの素材が付いていない金属。磁石を当てて付けば鉄系、付かなければアルミや銅などの可能性がある(ステンレスは種類によって分かれる)
  • ▶ 値が付きにくい物:プラスチックや木、ゴムが一体になって外せない物、油や土がこびり付いた物、中身が残った容器

金属の買取価格は相場で変わるため、この記事では単価を挙げません。同じ「鉄くず」でも、量や混ざり具合、持ち込みか引き取りかで扱いが変わるので、見積もりの際は写真と量を伝えると話が早く進みます。

金属くずを自分で持ち込む場合の注意点

大きな金属製品が多いときは、市の受入施設へ粗大ごみとして自分で持ち込む方法もあります。岡山市は事前の申し込みが必要で、倉敷市も受入施設や受付時間が決まっているので、出発前に確かめておきましょう。なお、袋やコンテナに入る大きさの金属くずは、不燃ごみ・資源ごみとして収集日に出すのが基本です。

岡山市は事前の申し込みと「予約したご本人」が条件

岡山市で粗大ごみを施設に持ち込むときは、粗大ごみ受付センター(086-227-5300)かインターネット受付で、持込み希望日の前日(土曜日・日曜日を除く)までに申し込みます。予約の状況によっては、持ち込めるまでに数日かかる場合もあります。当日は「予約した日、施設に予約したご本人が持ち込んでください。」とされ、「1日1車のみとさせていただきます。」という制限もあります。また「家電4品目や、事業活動に伴って出るごみ、排出禁止物等の持込みはできません。」とされています。

持込み先は、東部リサイクルプラザ(岡山市東区西大寺新地)と西部リサイクルプラザ(岡山市北区野殿西町)です。受入時間は施設ごとに違い、どちらも土曜日は受入時間に含まれていません。車両によっては持ち込めないこともあるため、使う車を申し込みの時点で伝えて確認しておきましょう。

倉敷市は金属製品の受入施設と受付時間を確かめる

倉敷市では、破砕する粗大ごみ(金属製品、複合製品等)の受入施設は、令和7年3月から倉敷西部クリーンセンター(倉敷市玉島乙島)になっています。すべての粗大ごみを受け入れる施設として、倉敷・水島・児島・玉島の各環境センターもあります。受付は月曜日から金曜日の8時45分から16時30分、土曜日は8時45分から14時までです。倉敷市は「自己搬入の処理手数料が必要です。」と案内しており、真備地区の方は持ち込み先が異なります。

手数料は、岡山市は施設への持込みには手数料がかからない(戸別収集は有料)、倉敷市は自己搬入にも処理手数料が必要と、両市で扱いが違います(2026年9月時点)。金額や条件は、持ち込む前に最新の案内で確認してください。岡山では、岡山市は予約した本人が1日1車まで、倉敷市は品目によって受入施設が分かれると、持ち込みの段取りも市によって違います。

金属の買取業者に持ち込むときの確認

市の施設ではなく、金属を買い取る業者に持ち込む場合は、出発前に電話で次の点を確かめておくと空振りを防げます。

  • 受け入れている品目(家電・ボンベ・バッテリーなどを受けるかどうか)
  • 分別の条件(鉄とアルミを分けておく必要があるか、付属物を外す必要があるか)
  • 受付時間と、本人確認書類の提示が必要かどうか
  • 値が付かなかった物をどうするか(家庭のごみとして引き取ってもらうには、市の一般廃棄物処理業の許可や委託が必要です)

運ぶときは、長い物や重い物が荷台から落ちないようロープで固定し、切り口の鋭い金属は角を覆っておくと安全です。持ち込み先で値が付かなかった物は、結局もう一度ごみとして出し直すことになります。売る物と捨てる物の行き先を、出発前に両方決めておくのがコツです。

金属くず・鉄くずの処分と買取はコウノ産業へ

コウノ産業は、岡山市の一般廃棄物収集運搬業の許可を受けています。片付けから買取・回収までグループで一気通貫で対応しているため、値が付く金属と処分する金属が混ざったままでもまとめてご相談いただけます(値が付くかどうかは品物の状態によります)。重い物の積み込みや、物置・ガレージごとの片付けもお任せください。岡山市以外にお住まいの方は、お住まいの地域でどのように対応できるかを、お問い合わせの際にご案内します。物置の解体をあわせて考えている方は、物置・倉庫の解体と中身の片付け|庭じまいで困らない手順もご覧ください。

出典:環境省ホームページ「家電リサイクル法の概要」環境省ホームページ「廃棄物の処分に『無許可』の回収業者を利用しないでください!」岡山市公式ホームページ「小型家電の出し方」岡山市公式ホームページ「不燃ごみの出し方」同「粗大ごみの出し方」同「粗大ごみ持込みの手順」同「分かりにくい資源・ごみの分別区分[あ行]」同[か行]同[さ行]倉敷市ホームページ「燃やせるごみ・資源ごみ・埋立ごみ・使用済乾電池」同「市で処理しないごみ」同「ごみの分別区分と出し方(あ~そ)」同「粗大ごみ処理手数料(主なもの)分類別」同「自分で受入施設へ搬入」e-Gov法令検索「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」e-Gov法令検索「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」。本記事では、これらの内容を要約・編集して紹介しています。

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